テーマ:美術館・博物館(1556)
カテゴリ:芸術論
<五代時代の陶磁器>
限られた時間内に急いで撮影しているため、説明板と展示内容に齟齬がある場合がありますが、その際はご容赦願います。 この壺にも文字が刻まれていますね。 何やら高い楼閣にも似た陶磁器。用途はやはり祭祀用でしょうか。例えば最上部から注いだ酒が、グルリと回って、最下層の盤に落ちて来ると考えたらさぞかし愉快でしょうね。 装飾された女性像。これは中国では「俑」(よう=日本の埴輪に相当)でしょうか。 しゃがんでいる官女か。緊張した面持ちがとても微笑ましいですね。 左は胡人(中国から見て西方の異民族)の風格がある旅人か。右は三彩を施した馬に乗る胡人の女性に見えます。どちらもシルクロード(絹の道=中国の西安からローマに通じていました。幾つかのルートあり)を旅した隊商関係者なのでしょう。 これ以下は故宮博物館が所蔵する陶磁器の珍品コレクションみたいですね。 繊細な文様が施された匙(スプーン) 高温で焼かれた薄手の磁器の繊細な絵付け。以下一挙公開します。 <ご挨拶> 最後は写真の配列が乱れたかも知れません。何せ1年半も前に撮った写真なので、すっかり記憶が薄れているのです。さて「わたしが見た台湾シリーズが」全26回。「シリーズ台北故宮博物館の至宝」が全10回、合計36回分を掲載した台湾一周旅行記はこれで終了です。長きにわたってご愛読いただいたことに心から感謝し結びとします。どうもありがとうございました。我ながら良く頑張ったものです。 さてこのような学術的な展示物の解説は好い加減なことは言えませんが、あえて自分が感じたことを書かせていただきました。それは1点1点画像検索して、その解説を読む時間的な余裕がないためです。だからあくまでも素人の感想と言うことで、お許しいただきたく存じます。そしてこの苦労して構成したシリーズが、今後国内の歴史、美術愛好家にとって何らかの手がかりになれば望外の幸せで、その意味でも改めて御礼申し上げる次第です。著者敬白。<完> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[芸術論] カテゴリの最新記事
|
|