テーマ:手軽に世界旅行?(14)
カテゴリ:旅、温泉
<大連空港で見たポスター>
旅に行くと私は色んなものにカメラを向ける。もちろん関心があるからだが、そのため撮影枚数が膨大となりバッテリー切れを起こすのもしばしば。初めての中国への旅となった1月の大連ツアーでも同様、大量の撮影がPC不調の原因となり、止む無く1500枚近くを捨てる結果となった。だが、残った写真が、今シリーズ助けてくれた。 最初は中国国際航空に敬意を表して、同社のアジア路線の紹介から始めよう。北京から各国へとたくさんの便が飛んでることが分かる。 中国国際航空の洒落たポスター。欧米風なポスターが意外だった。 「ダズ石窟の彫刻」とあるが、どこの国かは不明。チベット仏教みたいだが。 両方とも「春節のお祭り」か。中国では旧正月を祝って、長い休暇に入る風習がある。人々は一斉に移動して故郷に帰ったり、世界各地へ旅行する。それも新コロナウイルスを広めた原因となった。 いずれも大連空港の入国審査室前の柱に張られていたポスター。中国の国情が分かって面白いと考え、夢中になって撮影していたら警備の係官に怪しまれ、パスポートの提示を求められた原因となった。入国審査の前にこんなものを撮影する人はあまりいないのだろう。でも摂って良かったと思う。 ここからは同空港で見た大連市内の観光用ポスター。これは旧ロシア人街。 大連市の海岸の航空写真。なかなかのリゾート地だ。 大連の中心街で、中央に円形の公園が見える。ここは国父孫文の号を取り「中山広場」と呼ばれている。 大連郊外海岸部の公園。前方に見えるのが渤海(ぼっかい)で、黄海よりも大陸に近い。 旧満州国当時に日本が建てたものか。日露戦争で敗れたロシア人が去った後も日本人がロシア風の建築物を建てて街並みを維持した。今で全て中国人が使用している。 旧ロシア人街は目下、大連市の重要な観光スポットになっている。 海岸部の円形公園。大連は高層ビルが林立する中国有数の大都会。今回掲載したポスターのような写真を旅行客が撮るのは到底無理。懸命にポスターを撮影したお陰で、中国の国力や市民生活の実情が理解出来よう。その意味でも写真は貴重な資料だと思う。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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