テーマ:手軽に世界旅行?(14)
カテゴリ:旅、温泉
<大連の朝と光>
大連は中国東部、遼東半島の付け根にある中国有数の大都会だ。私が行ったのは今年の1月11日からの3泊4日のお手軽ツアー。渤海(ぼっかい)に面してるため、思ったより気温は低くなく、重装備でなくとも寒くは感じなかった。日本との時差は1時間遅れ。台湾と同じだった。オーストラリアは日本より1時間早く季節が逆のこともあって疲れたが、大連の朝は少しのんびり出来たかも。 大連ではスモッグもなくて快適。そのせいできれいな夜明けだった。足掛け4日大連に居続けたため、似たような写真が多い。そしてそのことが、後日PCの不調を招くことになるのだから皮肉なものだ。 ツアーは現地時間の8時スタートが多かった。日本なら9時だからさほど辛くもない。朝食は日本時間なら7時半からで、いつもと変わらない。現地時間緒の8時、ホテルの前に観光バスがやってくる。私は現地ガイドの価さんに、昨夜は部屋のバスのお湯が温くて困ったと言い、点検してもらうことにした。 ツアー仲間は22名。全員が揃うとバスは発車。第2日目はまず旧ロシア人街へと向かった。大連の旧ロシア人街は有名で、聞いたことがあるはず。明治初期、ロシア帝国が清朝から遼東半島の大連と旅順を租借しており、当時の中国では珍しいロシア建築様式を持ち込んだ。当然ロシア正教の教会も建造され、今でも幾つか残っていた。 広い道路の両側に大きなロシア様式の住宅が集中している。ここは近代建築が立ち並ぶ別世界で、中国人(満州族)の住宅は別の地区にあった。 整然とした街並みも街路樹の葉が全て落ち、寒々とした光景が続く。 ここからは翌日の1月12日。この日も観光緒バスは、まずロシア人街へと向かった。車窓から見える逆光の街並み。私はそのシンプルな美しさに惹かれ、夢中になってシャッターを切った。逆光に映えるすっかり葉を落とした街路樹。似たような写真ばかりだが、冬の中国・東北地方の雰囲気がとても良く出ている。 洋館の黒々としたシルエットと裸の街路樹の美しさ。私は逆光大好き。 この後に付録としてわが家の庭の花を載せます。<続く> わが家の花(3月20日撮影) チオノドクサ ハナニラ ボケ ヒヤシンス ミニスイセン 豊後梅(ブンゴプメ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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