カテゴリ:園芸・家庭菜園
~すだく虫の音~
ヤブラン(龍のヒゲ) 日中はあれほど猛暑にも関わらず、さすがに朝と夜は冷え込むのか庭から虫の音が聞こえて来る。「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる」。ある朝私は布団を2階に上げ、タオルケットと枕も二階へ持って上がった。それから長袖シャツに「冷却スプレー」を振りかける。いわゆる「エアーサロンパス」。ランナーだった私の必需品だった。そして靴下とトレパンを履き、首には濡れタオル。 ワレモコウ’(吾亦紅) 草刈時にはサロンパスを貼ると良いと教えてくれたのは走友のKさん。だが私は炎症を起こしてない時にそれを貼ると肌が発赤する。その成分に弱いのだ。それで長袖の上から噴射した。その日は残っていた家の裏側の草取り。念のため「蚊取り線香」も点けたが、全く蚊に食われなかった。やはり強い匂いに弱いのだろう。おまけに汗もいつもほどでなく、作業後気持ち良く水風呂を浴びた。 ゴミ袋 これが今回の作業の成果。55リットル用ゴミ袋がほぼ満杯。燃えるゴミの日は火曜と金曜なので、これに一般ゴミも入れて出す。さてこれに入れたのは「種」が実った雑草だけで、種のないものはそのまま裏庭に積んだ。再度発芽の心配がないためだ。草取りは後1回。その後は草木の剪定作業かな。草刈の後は、植えた苗や種を蒔いて発芽した苗、植木鉢への水やり。 左がキャベツで右がブロッコリーだけど、見分けがつくかな? 左が大根で、右が聖護院大根。聖護院はカブの仲間で形は大きいですよ。 そしてこちらは白菜。これから蝶々が卵を産み付けに来るので大変です。どれもみな子孫を残すのに必死ですからねえ。 万願寺唐辛子の実が真っ赤に色づいていますが、こんな色をしてても、全く辛くありません。甘い品種のシシトウは京都の伝統野菜で、とても栄養があって美味しいですよ。赤くなるのはきっと「先祖返り」なのでしょうね。 ツユクサ(露草)は可憐な雑草です。それでも取り忘れると種が出来て増えて行きます。キンミズヒキソウ、ワレモコウなども風情があるのですが、結構強い野草で放っておくと増え過ぎて大変なことになるんですよ。タンポポ、ハハコグサ、ドクダミ、ヨモギ、スギナ、オオバコ、そしてイネ科の雑草。それらと夏の暑い盛りに戦うのはきついです。死ぬまでがそんな日々なのでしょうね。きっと。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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