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マックス爺のエッセイ風日記

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2020.10.27
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カテゴリ:生活雑記
<忙しい日 その2>

   萎んだハイビスカス

 講師は時々受講生に句の感想を求める。たとえ間違っていても、自分の意見を言うのが一番勉強になるとの理由からだ。それである時彼女の句を率直に評したら、「あなたには言われたくない」と。講師が言うなら納得するが、同じ受講生からの指摘は自尊心が許さないのだろう。それにしてもなぜ前もって宿題を準備しないのだろう。歳時記で季語を確かめ、辞書で字を調べるのは最低の準備と思うのだが。

         クンシランの実   

 とに角弁解が多い。俳句教室の日を忘れ、その当日車を運転しながら俳句を作るくらいだから、準備などほとんどしないのだろう。皆は「短冊」に印刷したり、自筆で清書したりして参加者全員に配る。だが彼女は準備してないため板書するのだが、誤字や脱字はおろか俳句の形にもなってない。それが常で、意見をされようものなら反発と弁解に終始。一体この2年半何を聞いて来たのだろう。

    雑草の種

 「今日は大人しいね」と講師が私に言う。「こんなものですよ」と私。彼が病み上がりと言うこともある。友人を教室に呼んだこともある。そして8月の教室で私の句を「盗作」と言った彼への反発心もあった。句の背景を丁寧に説明した積りだが、虫の居所が悪かったのか、入院前で体調が悪かったのか。だがその日遅れて来た彼女へは、「出席したから合格」と。作品ははちゃめちゃなのに。

           

 自分の番が来て、私はその日提出した3つの作品の背景と自分の考えを述べた。だが、講師は最初の句の固有名詞が分からなかったようだ。元ジャーナリストの彼なら知ってるはずの場所。2句目と3句目の評価も今一歯切れが良くない。講師の友人の文芸評論家が自分の解釈を話した。小声だったが、私には納得が出来、少しだけ心が晴れた。皆も元気がなかったのは、講師の病気の話のせいかも知れない。

   カボチャの種

 時間が来て、仲間は帰った。私はベンチでランニングスタイルに着替えし、会場を後にした。来た時は太陽が出て暖かかったが、夕暮れが近く風が出るとさすがに寒く感じる。半袖シャツの方が無難だが、そのまま走った。元ランナーの痩せ我慢。何とか帰宅して直ぐに着替え。パンは台所にあった。リュックに入れた積りが、よほど慌てていたのだろう。久しぶりのランで気持ちが高ぶっていたのだ。

     垣根の紅葉   

 外へ出て、朝の続きの作業。主だった植木鉢は全て居間に取り込んだ。それから遅い昼食。もう夕食に近い時間だが、不思議に空腹感はなかった。そして血圧が朝に比べてかなり下がっていた。やはり往復8kmほど走ったお陰だ。体重も少し減った。やはり適度の運動は必要。その夜は必死になって「歴史への旅」の連載を書いた。疲労と緊張で血圧が上がったのか、頭痛と戦いながらも何とか翌日分を予約。<続く>





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Last updated  2020.10.27 00:00:09
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