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マックス爺のエッセイ風日記

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2020.11.02
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~映画「ちむぐりさ 菜の花の沖縄」を観て~

                    

 目が覚めた時は朝の7時28分。猛スピードで着替え、鎌と軍手を持って家を飛び出す。月の第1日曜日は7時半から町内会の草刈の日。その準備として、前日玄関に鎌と軍手を置いていた。だが夜中に目覚めて睡眠剤を飲んだのが悪かった。前日走った疲れもあったのかも知れない。何とか3分遅れで作業中の仲間に挨拶し、さり気なく草刈をした。側溝に下りてドブさらいする人たち。

  

 そんな力仕事は無理。土手の雑草を刈り取り、Kさんの指示で花壇の金網にへばりついたアサガオとフウセンカズラを刈り取った。この夏、バス停で待つ人の目を楽しませてくれた花々も、今は少しみっともない姿に。ゴミを集積所に運んで今年最後の草刈を終了。帰宅後ドライカレーを作る。朝食を済ませて出かける前に、バスの発車時刻を確認。今日は映画を観に街に出るのだ。

        デイゴの花   

 観たのは「ちむぐりさ 菜の花の沖縄」。沖縄テレビ開局60周年を記念したドラマで同社の女性キャスターが監督したとのこと。石川県から来た少女が沖縄の人や様々な出来事と出会う中で社会性に目覚めて行くと言うストーリー。だがあまりにも内容が白々しくて、観るのが嫌になった。「ちむ」は「肝」の変化で「心」のこと、「ぐりさ」は苦しさ。つまり内地人の沖縄に対する心苦しさがテーマ。

   黄色のハイビスカス

 ところが映画に出て来る沖縄の人が全てで善人で少女に優しい。それは良いとして辺野古集落の住民に「沖縄は日本の植民地」と語らせる。おいおい、ちょっと待てよ。辺野古に基地を招いたのは地元辺野古の人たちなんだよ。それで莫大な予算が降り、住民は競ってバーやナイトクラブを建てた。「ベトナム戦争」の頃、若い米兵は猛り狂ったように酒を飲み、大金を使った。

   ユウナの花  

 だがベトナム戦争が終わると、集落は閑古鳥。バーやナイトクラブは荒れ果てた。そこへ今度は老朽化した普天間飛行場の移転先として辺野古の拡張話が出た。お金が欲しい辺野古の漁師たちは今度は漁業権を放棄した。もう20年以上も前に決まった話。だがいざ埋め立てが現実になると、「新基地反対」のグループがやって来た。県内だけじゃないよ。県外の労働運動のプロ。中国や韓国系の運動家。彼らには日当も支払われているとか。それに「新基地」ではなく、海上への拡張で県知事も認めたものだった。

  

 政府は北部振興のため、名護市に国立高専を新設し、隣の恩納村に大学院大学を造った。名護市の私立大学には助成金が、そして離島には橋が架かり、道路は見違えるように整備された。県の要望を汲んだものだが、県知事の交代で県は方針を変えた。県は沖縄振興を訴えるが、国への協力はしない。辺野古移転は、老朽化して危険な普天間基地を返還するためだよ。それなのに「新基地建設反対」と呼ぶ欺瞞性。

  重文中村家住宅  

 第一、沖縄の米軍基地は日本を守るため。中国大陸に一番近い沖縄県は、最も危険な最前線。現に尖閣には中国の公船が140日も連続でい続け、時には石垣島の漁船を追い回している。それなのに知事や県職員が中国に招かれ共同研究するなんて非常識。左傾化した地元紙が親中に熱心で、「琉球独立論」を擁護するなんて論外。中国の防衛費はここ20年で40倍に増えているのに。

    焼失した首里城正殿

 だから映画は沖縄の真実の姿を映してないと強く感じたのだ。首里城が管理上の不手際で炎上した際、沖縄県知事は上京して総理に訴えた。一日も早く沖縄の魂を復元してくださいと。馬鹿野郎。寝惚けるんじゃない。都合の良い時だけ総理に訴え、都合が悪いとそっぽを向く沖縄県。まるで韓国みたい。反日一本鎗の癖に金だけは一人前に要求する腐った隣人。

  わが家のハイビスカス  

 そんな訳で、今回観た映画は何のインパクトも私に与えなかった。私は沖縄本島を隈なく観、数多くの離島も訪ねている。辺野古基地の前も、ヤンバルのヘリパット基地工事の現場も、自分の足で走って通った。沖縄の米軍基地のほとんどを観、2つの基地へはマラソンレースで入った。沖縄マラソン(フル)では嘉手納基地へ、キャンプキンザ―マラソン(ハーフ)では同基地へ。基地内がコースなのだ。

   

       <狭くて古くて超危険な普天間基地の飛行場>

 3年間勤務した今でも大好きな沖縄。転勤後も20回以上訪れた沖縄。愛すればこそ真実の沖縄を伝えて欲しいと願う。南シナ海の軍事要塞化したサンゴ礁を見ろ。香港のあの惨状を見ろ。危険が迫る台湾を見ろ。そしてやがて沖縄へも中国の魔の手が伸びると知れ。中国の真の怖さを知れ。映画を観て帰宅すると、居間のハイビスカスが咲いていた。今年5回目の開花。このまま沖縄が平和であることを強く願う。<続く>





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Last updated  2020.11.02 00:00:09
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