2938122 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2020.11.03
XML
カテゴリ:生活雑記
<作られたイメージ ~ステレオタイプからの脱却~>

   ツバキの種

 大阪維新の会が提唱していた「大阪都構想」が敗れた。票差はわずかだが2度目の敗北。大阪府と大阪市の二重行政を是正し、効率良い地方行政を模索した試行が敢えなく潰えた。新型コロナ状況下での大阪市民への説明不足もあったろうし、維新の会の飛躍を警戒する自民や共産の反撃も大きかったのだろう。そして公明の中央と地方の温度差。地方自治の今後の良いモデルになると思ったのに残念だ。

        

 冷蔵庫を開けたら作り置きのおかずがほどんどない。物置からジャガイモとタマネギを持参。残り物の野菜や食品で一体何が作れるか。雨が降る前に買い物に行こうと思った途端、雨が降り出した。そこで頭をひねって男の手料理開始。1つ目は煮物。2つ目はピクルス。3つ目はポテトサラダをと思って圧力釜で煮たのだが、今年私が収穫したジャガイモよりもかなり肉質が柔らかい種類で、煮崩れ状態。

  

 ポテトサラダは無理だが、これで何か作れないか。牛乳とサバの水煮の汁でジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ベーコンを煮、カレーのルーを足した。これぞマックス流カレーシチューの完成。材料を無駄にせず、栄養にもなり体も温まる。昼食は出来たばかりの煮物を具にしたラーメン。その材料も「在庫一掃セール」状態。間引いた聖護院大根(下)も刻んで味噌汁に。何でも食べられる健康な自分に感謝。

       聖護院大根の間引き菜   

 それにしてもと思う。昨日の沖縄の話だ。戦後米軍政府では米軍によって焼け跡や道路が整備され、離島のマラリアが撲滅され、平和教育が実施され、島民の健康が改善され、ハワイや米国本土への留学の道も開かれた。だがベトナム戦争が始まり基地の内外が荒れると米軍への批判が高まり、本土への復帰運動が始まる。本島最北部辺戸岬に立つ復帰運動記念碑を私も観た。本土では「オキナワを返せ」の歌声が響いた。 

  エノコログサとセイタカアワダチソウ

 その声に押されて琉球米国軍政府から、民選の沖縄民政府へ。そして奄美に遅れること数年後、念願の本土復帰が実現し、再び日本の沖縄県になった。道路の通行ルールは本土並みの左側通行に、紙幣は米ドルから日本円へと切り替わった。もちろん本土への渡航時にパスポートが不要となった。だが島内の整備が進むにつれて、またもや沖縄の悪い癖が目覚めた。

      アサガオの種   

 曰く。旧日本軍は沖縄を見殺しにした。曰く。旧日本軍の兵士は塹壕で沖縄の女性を犯した。曰く。旧日本軍は米軍が攻め込む前に島民同士による殺害を命じた。曰く。旧日本兵は、自分たちだけが安全な洞穴に留まり、島民を危険な外に追放した。この手の話を幾つも聞いた。日本の卑劣さと残虐さを島印象付けようとする陰謀。だがそれらはすべて事実に反する。中には「遺族年金」の詐取事件もあったのだ。

  

 旧日本軍の復活を畏れるあまり、GHQは戦前の政治体制や教育制度を徹底的に民主化し、歴史すら抹殺した。その結果戦後日本には偏った歴史観が横行した。つまりは戦争を否定するあまりの反動だ。そうして特定の政治団体が主導する「日本学術会議」が誕生した。本土復帰を果たした沖縄県もまた然り。共産主義や社会主義国家の建設を目指す政党が跋扈し、2つの地方紙もそれに追随した。

           

 戦争から平和な時代へ。そしてGHQや米軍政府下の不自由な時代から、憲法で保障された民主的で自由な市民への変身。だが世界情勢は激変。朝鮮戦争、日本の国連復帰、ベトナム戦争、湾岸戦争の勃発とイスラム教過激派の台頭、戦後冷戦と社会主義国家の崩壊、キューバ危機、アフリカ民族国家の新生。防衛を主眼とする自衛隊が誕生し、世界第2位の経済大国にもなったかつての敗戦国日本。

    庭先のミヤコワスレ

 激動する世界を象徴するかのような「新型コロナウイルス感染症」のパンデミック。それは日本を抜いて世界2位の経済大国となった某国が開発した生物兵器とも。今はサイバー攻撃で敵国を混乱に陥れることも可能な時代。「ステレオタイプ」の価値判断を見直す時代。そして真実とは何かを常に確認し続ける必要性が高い時代。その時代を私たちはどう見極め、どう生きるかが問われる。<続く>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.11.03 05:30:12
コメント(0) | コメントを書く
[生活雑記] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.
X