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マックス爺のエッセイ風日記

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2020.11.09
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~トランプと言う怪物~

  

 最近散歩コースを2つ追加した。いずれも極近場。1つ目は家の中で、これまで主に1階をグルグル回るだけったのに対して、新コースは階段を使って2階へも上り下りするもの。手すりは使わず。暗い日以外は照明を点けない。この利点は危険に対応する力を養うこと。緑内障で特に足元が見え難いと言う弱点がある私には、野生の能力を引き出し筋力を養う効果があると思っているのだが。

          
 
 もう一つのコースは家の周囲。こちらのメリットは、1)迷子にならないこと。2)喉が渇いたら外水道の水を飲めること。3)家の周りなのでオシッコを漏らす心配がないこと。逆にデメリットは雨の日はむりなこと。雨ショック 近所の人に奇異に思われること。びっくり? だがそんなこと気にする必要はない。23年も住み自分で手入れした庭や畑を眺め、お日様を浴びて歩くのは良い気持ち。良い運動にもなるしね。

  

 しかしなぜアメリカにトランプさんのような大統領が出現したのだろう。政治家としての経歴はおろか、軍歴もない。若いころから家業の不動産業に取り組み、培った経験を活かし多額の財をなした、根っからの商売人。彼が育った家庭は父親が絶対的な存在の男尊女卑だった由。そんな環境が独特の人生観と倫理観を育てたのは間違いない。60代にはTVの人気番組の人気司会者だったようだ。

               

 2度の離婚歴と、3度の結婚歴。最初の妻はモデル。2番目の妻は女優。そして現在の妻で大統領夫人のメラニアさんは元モデル出身。そろいもそろって絶世の美女で、生まれた子供とその結婚相手は全員優秀と来ている。そんな場違いの男を共和党はなぜ大統領候補に祭り上げたのだろう。トランプ氏自身は上院議員への道よりもり大統領になることを考えていたそうだ。まさに棚から牡丹餅方式だった。

  

 大統領になってからも異例づくめの連続。閣僚を次々に交代させた。特にベテランの政治家や軍関係者は経験がないくせに権力を振るう上司に嫌気がさしたのだろう。国際情勢や外交、防衛、治安などに関する認識の相違の格差。中南米からの移民の不法入国に対しては、メキシコとの国境に壁を作ることを本気で考え、議会での妨害に遭いながらも一部は大統領令を発してまで公約を実現させた。

             

 国内の人種問題では裕福な白人層に有利な経済政策を取った。TPPや地球温暖化、イランへの経済制裁からの脱退など独自路線を貫き、中国との貿易による膨大な赤字解消に乗り出し、国内産業の再構築と雇用の拡大、北朝鮮との2国間協議の実現、中国との関税戦争や、中国による技術情報の窃取には徹底的な対抗措置を取った。ファーウエイの契約解除、孔子学院や中国人留学生スパイ行為への強硬措置。

  

 イスラエル首都のエルサレム移転の承認。台湾への接近と国家同様の取り扱い。南シナ海、東シナ海における中国台頭への対抗措置と多国間警戒体制の確立。猛烈な中国への対応中に生じた「新型コロナウイルス感染症」とWHOへの疑惑。そして爆発的なパンデミックと世界でも最大クラスの死亡者の発生。中国による「生物兵器」疑惑。治療体制の確立とワクチンや治療薬の開発。てんやわんや状態での大統領選のスタート。

               

 今までこんな状況下での大統領選が過去のアメリカであったろうか。混乱に次ぐ混乱。人種差別問題に加えて、世界経済の極端な落ち込みと、未知のウイルスによる人類の危機。本来ならとてもオリンピックどころの騒ぎではなく、地球滅亡にもつながりかねない事態。それらがもし中国の陰謀によるものだとしたらどうか。さて、そんな恐ろしいストーリーを想う私の神経が異常なのだろうか。<





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Last updated  2020.12.05 07:22:03
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