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カテゴリ:ニュース・社会の動き
~中国の情報戦とその実態~
日本海の真ん中に「大和堆」(やまとたい)と言う浅瀬がある。最も浅い部分は海面下236m。プランクトンが湧くため、昔から好漁場として知られていた。もちろん日本のEEZ(経済海域)の内側にある。ところが最近中国の大型漁船が3千隻近くが集まって漁をしてるのが確認されている。これを取り締まる水産庁の艦船はわずか1隻。これではいくら警告しても効き目はない。空しい徒労だ。 こんなことになった原因は、北朝鮮沿岸の漁業権を中国に売ったこと。漁獲量に限度があるため、日本のEEZ内にある好漁場へ侵出したのだ。このため日本船が紛争に巻き込まれないよう、水産庁は大和堆南側での漁を推奨する始末。まさに本末転倒だ。尖閣のみならず、日本海でも日本漁船が不当な理由で締め出され、指を咥えて見ているだけの現状が続いている。取り締まる艦船が圧倒的に少ないのだ。 その「日本海」の呼称が地図から消える日が近いこと。長く親しんで来た「日本海」を韓国が「東海」(とんへ)と主張し名称の変更を国際機関に訴えていた。「日本海」の名は日本が付与したのではなく、17世紀頃に来航した外国船が測量命名したもので、これまで「日本海」が国際的な名称として通用していたにも関わらずだ。「従軍慰安婦」同様の言いがかり、今後は「数字と英字」の符合で呼ばれるとか。 この度の調査で、わが国の安全保障上重要な土地の隣接地を、中国関係資本が全国で80か所以上買い占めていることが判明した由。尖閣も大和堆もそうだが、「内地」の安全が脅かされる土地までを中国が虎視眈々と狙っていることに戦慄する。多くは防衛庁関係の隣接地。外国人への土地売却に寛容な日本の法律を逆手に取ったのだ。性善説を重視するわが日本。認識が甘いなあ。 さて、北海道ではかなりの山野が中国系資本に買われているようだ。どうやら目的は北海道のきれいな「水資源」にあるようだ。金属汚染、農薬汚染、粉塵汚染で大地も多くの河川も汚染まみれの中国。現に国民の健康被害が甚大で、日本へのPM2.5の飛来が問題視されている。日本では当たり前のきれいで美味しい飲み水が中国では貴重品。だから土地を買い占め、ミネラルウォーターで儲ける魂胆か。 中国の狂気が凄まじい。毛沢東と周恩来の2人で9千万人の自国民を「革命と言う美名」で虐殺している。周恩来は死者の頭蓋骨を割り、脳を食べたとの話もある。まさに鬼気迫る話。中国の情報操作は、今回の米大統領選でもいかんなく発揮された。自国に有利な候補者を「当選させる策謀」を決行、それによって米国は分断し、大混乱に陥った。その細部については、次のシリーズで紹介の予定。情報と印象操作の闇はとてつもなく深い。< お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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