テーマ:写真俳句ブログ(37601)
カテゴリ:俳句
~秋の実を詠む~
野葡萄の彩薄れゆき冬に入る ノブドウ いろ うすれ 真弓の実帰省はせずや都会の子 マユミ きせい 行く末の定めなき身や梅擬 ウメモドキ 晩秋の庭に仲良きキウイかな 紅白の南天見つつ通学路 振り返る人なき秋やねずみもち 鬼灯で遊びし吾も六十路 ほおずき 手に取れば粘りて重き花梨の実 カリン 秋なれどその名悲しきフユイチゴ 日短やフォックスフェイスまだ蒼し ひみじか あおし 木守り柿天の一角独占す きもりがき 柚子の実の待ち兼ねゐたる厨かな くりや=台所 柚子味噌や今宵の酒の尽くる頃 ゆずみそ 仕舞家のピラカンサスや百舌鳥の声 しもたや=店仕舞いした一般の家 モズ 石蕗や行き交ふ人の忙し気に つわぶき せわしげ 秋の実などに相応しい俳句を詠んでみました。脳トレに最適です。<続く3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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