マックス爺のエッセイ風日記

～年末の奮闘～

　　　　　　

　屋根の雪が完全に融け切らないうちは、ベランダへの布団干しは要注意。布団の上にドサッと雪が落ちることがあるからだ。ある日のこと、２階の３部屋、１階の３部屋に全て掃除機をかけ、トイレとベランダも掃除。キッチンのレンジの上のフィルターを交換したが、古いのは油でネバネバ。こんな単純なフィルターでも十分効果があり、換気扇の汚れも少ないはず。今回は予備のフィルターがあって助かった。

　　　　　　　　　　

　問題は窓ガラスの掃除。窓が多く大きい窓もあるため年末はパスし、来年になったら生協の「お助けグクラブ」を使おうと思う。老齢者の生活援助で、とても安い料金とのこと。民生委員のFさんが教えてくれたので、一度試してみよう。「終活」の相談に乗ってくれる業者がある。まだ元気なうちに情報を収集し、出来るだけ子供に迷惑を掛けないようにしたいと思う。

　　　

　さて旅行から帰宅後、ご飯が生煮えなのが気になっていた。仙台弁で「めっこ飯」。考えられる原因は、１）圧力釜の蓋開閉の操作ミス。２）米と水量のミス。３）加熱時間のミス。４）安い米で不味いため。検証結果は１）と２）の複合。正しい手順で、米の量を２合にしたらふっくらと炊けた。やっぱり注意書きを良く読まないとね。またまた反省の爺であった。この際、銘柄米の新米を１０ｋｇ購入。

　　　　

　トイレットペーパー、ティッシュペーパー、キッチンペーパー、乾電池などの生活必需品を補充。出来れば１００均でサインペンやマジックも買っておきたいけど、その暇があるかな。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　切り餅、餡子、黄な粉、「松前漬けの素」などお正月の食品も購入。「ナメタガレイ」は既に煮て冷凍。「田作り」もレンコンの煮物も試作した。「お節」は３０日に届く。刺身各種と塩焼き用の海老を冷凍中。今後は千切りにした大根とニンジンを茹でて、仙台地方のお雑煮の具を作り、サツマイモを蒸かせば終了。年越しソバ、蒲鉾、セリ、ハンペンも購入。上等な日本酒を試飲開始。年末年始は、食べ過ぎ飲み過ぎに注意しよう。冷凍したのを、取り出して解凍開始。

　　　

　師走も下旬に入ってから歯科と内科へ。歯科は歯周ポケットの定期点検と歯石除去のため。ドクターに歯磨きが丁寧だと褒められた。内科では血糖値の検査と治療薬の処方を受ける。ｇｏｔｏで沖縄へ行ったと告げると、沖縄でコロナ感染した患者が来たとドクター。私は既に潜伏期間を過ぎたので大丈夫。血圧も安定し、血糖値も良好。疲れている時は、睡眠薬を飲んででもゆっくり眠りなさいとドクター。

　　　　　　　　　　　

　１２月の俳句教室では、私の名が一番最後に呼ばれた。いわゆる「とり」だ。ただし提出した３句の評価は今一で、詩情が乏しいと。講師は今年がんの手術を受けたが回復。これからも出来るだけ長く教室を続けたいと表明。私には「師範代」としての修練を期待する旨。来年１月の兼題は「歌留多」または「新年」と決まった。帰宅後早速作句に励んだが、言葉の選択に四苦八苦。

　

　生きるために食べ、食うために料理する。最近捌いた魚はサバ、アジ、イカなど。珍しいミンククジラの刺身を購入。国際捕鯨委員会から脱退後、日本近海で許可された数種類の捕鯨を開始。捕鯨基地があるわが県では新鮮なクジラ肉が食べられる。魚は干物、塩焼き、味噌煮、刺身などに。野菜と肉の炒め物、煮物、お浸しなどを作り、漬物も数種類作って目先を変え、食欲を維持。食物繊維も十分で快腸。マックス爺の年末は多忙だが、とても充実している。＜続く＞