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マックス爺のエッセイ風日記

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2021.02.08
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~それぞれの立場で~

               

 朝鮮半島は現在分断国家となっているが、大陸と陸続きであるために中国の歴代帝国の強い影響を受け、かつその一部たったり隷属した時代も長い。また日本の統治以下にあった時期もあり、わが国に対する複雑な民族感情があることも事実。また国内には在日韓国人、北朝鮮人の二世や三世もいて各界で活躍している。今日は韓国から来日した方を紹介したい。

  

 呉善花(オ・ソンファ)さんは1956年(昭和31年)韓国の済州島生まれ。大邱保健専門大学卒業後軍役に就く。1983年大東文化大学を卒業(英語学)した後東京外国語大学大学院地域研究科修士課程(北米)修了。現在拓殖大学国際学部教授。

 彼女が生まれた済州島は耽羅(たんら)国と言う名の独立国だったり、李氏朝鮮の流刑地だったり、元王朝の直轄地などの歴史がある。また島には3人の男の神がおり、海に向かって呼びかけたら、宗像三女神がやって来たとの伝説がある。古代日本との航海を通じての交流を偲ばせる逸話だ。

        彼女の著書

 来日間もなくの彼女は韓国で受けた反日教育の影響が強く残っていて、日本に対する感情はあまり良くなかった由。だが滞在するうちに日本人の感情や民族性を理解出来るようになり、次第に好感を抱くようになった由。在日韓国人女性の実態を描いた「スカートの風」など著書多数。反日的でなくなった彼女が帰国した際、入国を拒否されたことがある。後に日本に帰化。政治的な活動より、日本社会に関心を寄せる穏やかな人だ。

          

 金慶珠さんは1967年ソウル特別市生まれ。父親の仕事の関係で幼少期を芦屋市や西宮市で過ごす。韓国の名門梨花女子大学校社会学科卒業。韓国外国語大学校大学院修士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。学術博士(東京大学2005年)現在東海大学教養学部国際学科教授。

 専攻は社会経済論、メディア論、朝鮮半島の文化と社会に関する研究。頭も良く日本語も達者。ホリプロ所属でテレビにも良く出演するが、母国の悪口(反日教育など本当のこと)を指摘されると思わずかっとなって反論してやり込まれるが、最後まで持論を曲げない。日本へは帰化しないかもね。

  

 現在日本に住んでいる韓国人ユーチューバー。WWUK(ウオーク)は恐らく彼の姓の韓国読みの音なのだろう。韓国の高校を卒業後、オーストラリアの大学に留学。留学中に知り合った日本人学生と話すうちに日本及び日本人に興味を持ちその後来日。日韓の文化、政治、社会体制の相違についての自論をyoutubeで活発に発信している。日本人よりも日本人らしい好青年。

 最近では日本の評論家、ジャーナリストからの信頼も厚く、他のyoutubeへの出演も増えた。若い割に分析がしっかりしていて論旨が明快。最近はアメリカの大統領選に関する見解も何度か発信していた。将来は日本への帰化希望だが、韓国の家族も了解している由。日本の青年よりもしっかり者だ。

                 

 金美齢さんは1934年(昭和9年)日本統治下時代の台湾台北市の裕福な家庭生まれ。高校卒業後結婚し、離婚。1959年(昭和34年)早稲田大学第一文学部英文学科へ留学。1963年同大学大学院修士課程に進学。1971年同大学大学院文学研究科博士課程単位習得退学。在学中に東大大学院博士課程在学中の同国人と学生結婚。

 その後夫君と共に台湾の独立運動に参加。後に台湾総統府顧問に就任。早稲田大学非常勤講師(英語)を務める傍ら評論家、コメンテーターとして活躍中。その舌鋒は鋭く、日本人よりも日本人らしい精神の持ち主で清々しいほど。JET日本語学校理事長。2009年日本に帰化。2017年旭日小綬章受章。

     

 しかし同じ日本統治下時代があった朝鮮半島国家と台湾とでは、日本に対する民族意識は全く正反対。歴史を捏造して反日教育と反日運動を展開する朝鮮半島と、日本統治下時代に受けた恩義を忘れずに今も日本に対する敬意と友情を失わない台湾。その差はきっと民族性から来るのだと思う。朝鮮は長く中国の影響を受け、一時ロシアの支配を受けそうになった。大陸と地続きゆえの地勢的なものだろうか。

 東日本大震災の折も、いち早く援助の手を差し伸べた台湾に対して、福島原発の汚染があると言う理由で、栃木県の水産物までも輸入禁止にした韓国。文政権の共産主義傾倒は到底資本主義国家とは思えない異常ぶりだ。さて韓国はこれからどこへ向かうのか。





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Last updated  2021.02.08 07:26:27
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