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マックス爺のエッセイ風日記

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2021.02.10
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カテゴリ:文化論
~何のための情報発信か~

   

 洗濯物を干しにベランダに行って驚いた。床に黒いものが転がっていたからだ。拾うとそれは3日ほど前に手すりで干していたカレイ。そのまま忘れ、強風に煽られて落ちたのだろう。キッチンで4切れのカレイを焼き、その後サバの切り身も焼いた。それから生ワカメを茹でて、サラダに。カボチャとひき肉の煮物、ワカメ、モヤシ、油揚げの味噌汁、野菜炒め、おでんを午前中かけて作った。前日は大掃除も。

     経済学者高橋洋一氏の著書

 昨日の高橋洋一氏の話の続き。新聞記者は事実に基づかずに自分の勝手な推測で記事を書く。例えば籠池氏と安倍前総理の昭恵夫人が親しいと聞くと、「大変だ~!!」となり、近畿財務局が籠池氏に売却した土地を値引きしたと聞くと「大変だ~!!」となり、その後はもう一直線。新聞だけでなく系列のテレビ局も話題はそればかり。売却地は元沼で、地下には大量のゴミが捨てられていたために競争入札の対象とならず、随意契約のためゴミの件で値引きしたもので、なんらやましい点はなかったと。同氏は元財務官僚でもある。

 加計学園の獣医学部新設問題も全く同様で、安倍総理と加計学園の理事長が知り合いだと聞くと「大変だ~!!」と騒ぎ立てる。実際は日本獣医師会の反対で50年間も獣医学部の新設を認めなかった文科省に対して、安倍総理が規制緩和しただけで、むしろ英断。だがマスコミはそれを報じず、「夜の街を毎週探訪」した事務次官や、息子の裏口入学を頼んだ文科省の局長をも擁護した。

 文科省の下部機関である国立大学や国立博物館に勤務していた私には実態が見え、マスコミの「空騒ぎ」が不愉快だっただけでなく、総理を「安倍」と呼び捨てにしていた当時のブログ友をも、苦々しく感じていた。高橋氏は東京大学経済学部卒業の財務官僚で、同僚が唱える「緊縮財政」の過ちを指摘していた由。彼は東京大学理学部数学科も卒業し、後に博士号(政策研究)を取るほどの秀才、同僚も理論では太刀打ち出来なかった。

                  

 さて、中国武漢の勤務医で眼科医だった李文亮医師が死亡してから1年が経つ。彼は中国当局の公表前に「新型コロナウイルス感染症」の拡大に警鐘を鳴らした初めての人。本来なら英雄だが当局によって拘束され、コロナために犠牲になった。その1周忌を前に当局への批判が再燃しないよう、中国共産党は彼への追悼を抑圧する方針を決定したようだ。

        

 英国政府はこの度中国の放送免許を取り消した。具体的には中国中央テレビの海外放送を手掛ける中国国際テレビ(CCTN)の免許取り消しだ。また記者と身分を偽ってスパイ活動をしていた中国人3名を国外追放処分にした。中国はこれに猛反発して、対抗措置を取ることを示唆している由。

 インド太平洋における日米、豪、インド艦船による中国封じ込め体制強化に、イギリスとフランスも参加することになったが、このほどドイツ軍の参加も決定した。中国に対する国際世論の厳しさが日増しに増強した感がある。ミャンマー軍によるクーデターの黙認は、恐らく中国の危機感の表れだろう。 

    

 中国への風当たりが強い時、どこからともなく現れて中国の擁護論をぶつのが富坂聡氏(左=拓殖大学教授)だ。同氏は台湾で中国語を学んだ後、北京大学中文系入学、後退学。帰国後週刊ポスト、週刊文春記者。後にフリージャーナリストとなり現職。今一彼の実態がつかめない。

 鳴霞さん(右)は中国の東北部で生まれ、専門学校、日本語学校卒業後中国企業に勤務。同時に中国共産党員だった由。現在は日本の短期大学で講師を務める傍ら「月間中国」の編集に携わっているようだが、この人の実態も不明。先日はyoutubeで習近平氏死亡説を唱えていたが、まだ生存しているみたい。冨坂氏同様私には謎めいた人物のように感じる。この人は一体わが国で何を発信したいのだろう。因みにわが国には「スパイ防止法」はなく、外国人が日本の土地を購入するのも自由だ。ショック

  

 その点この人の立場は明快だ。早稲田大学を卒業後アメリカに遊学。現在は故郷の沖縄でラジオ局を開局、ユーチューバーとしても活躍中。沖縄県における米軍基地反対運動家の実態や、「沖縄独立論」や玉城県政の矛盾点、地元沖縄県内マスコミ陣営の偏向ぶりなどについて精力的に発信している。昨年からつい最近までアメリカに赴き、現地から大統領選の実態を発信してくれた。

               
    メキシコ国境の壁

 彼女の体当たり的行動で、1月6日の暴徒の米国議会議事堂への突入の実態(上=その時の様子を現地のマスコミにインタビューを受ける我那覇さん)や、メキシコ国境に立つ「壁」の実態が良く分かった。私が彼女の存在を初めて知ったのは3年前だが、彼女の自宅は30年以上も前に私が沖縄に転勤した時から知っている。たまたまだが、ご実家は有名な沖縄ソバ屋さん。私も食べたことあるし、実家付近のホテルには3度泊まって、沖縄本島単独一周ランを4年がかりで実現したことも今は懐かしい思い出だ。

 彼女の主張は、以前から私が思い感じていたことと全く一緒。まだ若い彼女が沖縄であのような行動を取るのは、アメリカで自分はトランプ支持者だと言うことよりも何倍何十倍も困難な道。だからこそ彼女の純粋な行動に心打たれるのだろう。今は保守陣営の若き担い手として将来を嘱望されている。<続く>





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Last updated  2021.02.10 10:30:36
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