2937827 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2021.02.15
XML
カテゴリ:歴史全般
~地震、そしてTV番組~

  

 前夜は薄くなったシーツを裁ち鋏で切って、雑巾と布巾を作った。外は強い風のようだ。高ぶる気持ちを抑えて布団に潜り込んだのだが、11時過ぎに強い揺れで目を覚ました。直ぐにテレビのスイッチを入れた。震源地は福島県沖。福島の浜通りと中通り、そして宮城県南部は震度6強。宮城県北部と中部は震度6弱でマグニチュードは7,2。津波の心配はないとのこと。夜中に3度ほど起きてはまた寝た。

             

 翌朝早く町内会の同じ班の人が安否確認に来た。大丈夫の場合は「黄色い布」を外に出すのが決まりだが、そんなことはすっかり忘れていた。カーテンを開け、シャッターを上げると暖かくて良い天気。布団を2階に運ぶ。2階の洋間2では、美術全集が倒れていた。和室の床の間のこけし、玄関ホールの重たい彫刻とシーサーの置物が倒れていた。そしてキッチンの食器戸棚の扉が開かない。自動的にロックされ、食器が飛び出すのを防止する装置が働いたようだ。

  

 朝のニュースを観ると、常磐道の相馬市付近ののり面が土砂崩れした模様。東北新幹線は那須塩原ー盛岡間で安全確認のため終日運転を見合わせとのこと。ネットでは架線用の電柱が折れたり、高架橋が損傷したみたいで、復帰するまでには10日間を要するとのニュース。けが人も出たみたいで、ヘリコプターの音が煩い。九州の弟が心配して電話をくれた。独り暮らしの身には、ありがたいことだ。 

 裏のSさんのご主人が私のことを心配して声をかけてくれた。今回の地震は10年前の「東日本大震災」の余震であることや、前回の大震災で日本海溝に東西200km南北500kmに渡って亀裂が入ったことを教えると、とても驚いていた。幾つかのプレートに囲まれた日本列島は、太古から地震や噴火などの大災害に遭遇して来たのだ。
    
 日頃の疲れと前夜の寝不足が響いたのか、午前中は買い物にも行かずに布団を干し、新聞を読み、テレビで地震のニュースを観て終わった。午後は有り合わせの材料でおかずを作ろうと頑張った。先ずはカレーライス。大根おろしと、白菜の浅漬け。焼き魚と煮魚と味噌汁。これで2,3日は持つはず。お向かいのKさんに水屋の扉の開け方を聞いた。強く叩くと扉のロックが外れる由。夕刻に再び地震。      
 

         

 昨夜から新たな大河ドラマ「青天を衝け!」が始まった。明治の経済人渋沢栄一が主人公らしい。もちろん名前は知ってるが素性など詳しくは知らない。何でも現在の埼玉県深谷市の農民の子だったそうだ。幕末期の農民の子が、どうしたらあのような経済人に育ったのか。大志を抱いて江戸に行き、将軍の目に留まって武士となり、欧米に留学したようだ。まさに立志伝中の人。

  

 その人の肖像が、次の新しい1万円札のモデルになると何年か前に聞いた。各分野の新しい会社を500社も興し、しかもそれらが軌道に乗るといずれも他人に経営を委ねた人物。その経済人を韓国では朝鮮半島にとって不都合な人物を紙幣の肖像に使用したと非難していたことを覚えている。相変わらず狭い了見の国民で憐れだ。今年いっぱい、幕末と明治新政府の歴史の勉強が出来るのが楽しみだ。<続く>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.02.15 00:00:09
コメント(2) | コメントを書く


PR


© Rakuten Group, Inc.
X