テーマ:暮らしを楽しむ(387508)
カテゴリ:生活雑記
~一人住まいと体調不良~
体調不の悪さはブログを書いていても分かった。わずか4行の文章を2回書くだけで2時間を要する始末。書いているうち体がどうしようもなく苦しい。そんな日が2日続いた。一体これはどうしたことだろう。体の不調もさることながら、心の不調も際立っていた。「生活不活発症」。ふとそんな言葉も浮かんだが、これはトンデモナイ病気の予兆かも知れない。そう思うようになった。例えば脳梗塞だ。 午前中に保険屋さんがやって来た。年に1度契約者に対して説明する義務があることは知っていた。だが彼女は2年間も来なかった。それで不都合はなかったし、その間に新型コロナウイルスによるパンデミックもあった。そしてそれが理由で入院した際も、入院給付金が降りることは電話で連絡を受けていた。彼女が今回来たのは新しい契約に切り替えるためのようだ。まあ年齢に応じて保険の内容を見直すのは、悪くない提案だった。 彼女が帰ってから簡単な昼食を摂り、疲れ果てて昼寝をした。まだ彼女の香水の香りが残っていた。わが家に女性が入ったのは、いつ以来だろう。それに香水の匂いを嗅ぐなんて久しぶりのこと。いつもは自分の加齢臭が漂う室内に、紛れもない女性の匂い。やっぱり女は良いなあ。そう思いながらいつの間にか深い眠りに陥った。 その夜は冷蔵庫の中の食べ物を幾つか組み合わせて、割と豊かな夕食にした。体調が良くないのに、食欲までなくなったらお終いだ。そしてお風呂に入って早めに寝よう。やっとの思いでブログを書き、余白に体調不良とブログを休む可能性について記した。最近はブログを書くのが正直しんどくなっていた。以前なら書きたいテーマが幾つもあったのに、今では探すのでさえ苦痛なのだ。 温い風呂にゆっくり浸かり、これできっと良く眠れるだろうと布団に潜り込んだ。昼寝した割にはまあまあ眠れたようだ。夜中にトイレに起きたのも1回で済んだ。翌朝はきれいに晴れた。PCを立ち上げるとつくばのYさんがコメントしてくれていた。筑波勤務時代の後輩の彼には、鳴門の職場でも水戸の職場でも私の後始末をしてもらった。共に女ボスに頭を下げなかったために出世はしなかったが、それはそれで誇りでもある。 筑波勤務時代の後輩K谷氏は後に研究者に転じたが、若くして胃がんになり死の直前ブログでお別れの言葉を書いたと聞いた。彼と最後に会ったのは沖縄の職場。私が筑波を去って以来だから、20年近く経っていたはずだ。筑波時代の先輩Y浅氏は優秀な人だったが、75歳で脳梗塞で亡くなった。人の命の儚さと、人生の深遠さを感じてならない。特に新型コロナが猛威を振るう今は。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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