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マックス爺のエッセイ風日記

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2021.02.28
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カテゴリ:生活雑記
~日本をけん引する人の表情~

    前九年の役絵図

 「衣のたてはほころびにけり」。さて、この前の句は何だったかな。夢の中でしきりに考えていた私。確か「年を経し糸の乱れの苦しさに」だ。思い出しながらもまた「衣のたては」と夢の続きを見る。昨夜はそんなことの繰り返しだった。古代東北で起きた前九年の役。源頼義、義家親子が出羽の清原氏と結んで奥六郡の安倍氏を討った際の出来事。

 義家が「衣川の館」は我らが攻撃して滅んだぞと安倍氏にアピールしたら、「衣の経糸が綻びたのは、長い戦のせいで糸がほつれたせいだ」と歌で返したとされる逸話。まさか戦の最中に歌をやり取りしたとも思えないが、「衣」と「衣川」「経糸」と「館」の韻を踏んだ機知。綻びた(滅んだ)のは長年の戦のせいと答えた陸奥の蝦夷。後三年の役では逆に源氏と組んだ安倍氏が、出羽の清原氏を全滅に追い込んだ。

          冬銀河   

 翌朝はうっすらと雪が積もっていた。朝食後PCを立ち上げ、気がかりなさるブログを訪ねた。昨年12月初旬から更新されてないまま。初めて「俳句のページ」を訪ねると、句友が1月に肺炎で亡くなったと記していた。私は何度かコメントしたことがあるが、彼がコメントをくれたことはほとんどなかった。他の方には熱心にコメントされていたので、そんなことで私も訪ねなくなったのだ。

 レベルは違っても私も同じ俳句を学ぶ身。更新が途絶えて心配していた。さる同人に属し、ご自分もネットで俳句を指導しておられた。また浄土真宗の熱心な門徒でもあった。ブログを通じての薄い縁ではあったが、常日頃から「いつも陽気で朗らかに」と言っておられた彼は、最後まで謹厳実直な教育者だったと思う。今は亡き彼の冥福を祈って一句謹呈したい。合掌

           俳人はみ仏となり冬銀河

    

 緊急事態宣言の解除に伴う、菅総理の記者会見をニュースで観た。相変わらずの仏頂面で、観る人の気持ちが暗くなることこの上ない。自民党国会議員の不祥事、息子や中央官庁官僚の不祥事、内閣の報道官の接待疑惑、新型コロナ感染症や東京オリンピックの進展など難問続出の今、総理の胸中にも重苦しいものが鬱積しているのは間違いないだろう。それでも日本をけん引する立場である限りは、力強くあって欲しいものだ。

 ジャーナリストの辛坊治郎氏がこのたび業界からの引退を表明した。読売テレビを中心に40年以上も報道やメイン番組の先頭に立って来た同氏。私は「そんなこと言って委員会」などで見せる彼の変わらな人柄に、長年魅せられた一人だ。退職後は再びヨットでの太平洋横断に挑戦する予定とのこと、前回はクジラに衝突して救助されたが、今回は是非とも安全航行で成功して欲しいと願っている。ナイスガイだ。

  


 前日も大量の食料品を買い込んだが、この日は歩いて3つの店を訪問。A店では出汁醤油と、コーヒーとお茶。B店では焼酎。C店ではポン酢とキャベツとネギなど。リュックサックが満杯になり、重さでベルトが肩に食い込む。それも良いトレーニングだ。塩蔵ワカメは塩抜きして味噌汁の具などに、茎ワカメの佃煮はさすがは専門家だけあって、とてもマイルドで美味しかった。

      

 キッチンの蛍光灯が切れたが、何とか他の照明を灯して野菜炒めを作った。先日おかずが乏しくなった時は、コロッケ、アジフライ、納豆にピンチを救われた。比較的大量に揃った野菜と果物が冷蔵庫にあるのが心強い。「練り物」も各種あり、いざと言う時は「おでん」も行けそうだ。しかし2月も月末で、明後日からは3月。日差しが夕方まで明るいのが嬉しい。川沿いの花壇のクロッカスが咲いた。





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Last updated  2021.02.28 00:00:10
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