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マックス爺のエッセイ風日記

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2021.03.22
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カテゴリ:歴史全般
~最近観たテレビ番組~

   

 先日の夜にテレビでドラマを観た。藤沢周平原作の同名の時代小説をドラマ化したもので、布団に入って観てるうちいつしか眠ってしまった。どうやら何回分かを一挙に放送したようで、道理で長かった訳だ。しかしこれは確か以前にも観たはず。それなのにまた再放送したのは、NHKもよほど困っているのだろう。困っているのは私のブログも同じ。それでこんなことを書いている。

    鶴岡公園(鶴岡城跡)     

 藤沢周平の小説に良く登場する「海坂藩」のモデルは山形の庄内藩だ。私は一度だけ鶴岡を訪ねたことがあった。城はもう残ってないが城跡と藩校の「致道館」が、博物館となっている。鶴岡は映画「おくりびと」のロケ地で、遥か鳥海山を望む絶景の地でもある。ただし城下町の鶴岡よりは、港のある酒田の方が栄えていて、「本間様には及びもないが、せめてなりたや殿様に」と民謡に謡われたほどだ。

    

 大河ドラマ「晴天を衝け」を毎回面白く観ている。こちらは幕末から明治の話で、「歴史ドラマ」と言うべきだろう。理由は簡単。登場人物が実在の人だからだ。主人公は明治の実業家で有名な経済人の渋沢栄一だが、徳川幕府の最後の姿も明らかになる。写真は竹中直人扮する水戸藩主徳川斉昭とその七男で後に最後の将軍となる徳川(一橋)慶喜を演じる草なぎ剛。彼らも時代に翻弄された人物だ。

    水戸藩藩校弘道館

 東湖神社  

          天狗党の墓

 私は水戸市でも勤務したので、藩校の弘道館や水戸城跡、藩主や藩士が心酔した国学者藤田東湖を祀った東湖神社にも参ったことがある。水戸藩はやがて佐幕派と勤皇派に二分して藩士同士が戦うと言う悲惨な結果を迎える。市内の複数の寺社には、その戦いで死んだ天狗党(尊王攘夷派)の侍の墓が今も林立し、凄惨な歴史を証明するかのようだ。

   
            <老中阿部正弘と福山城>

 さて幕末の騒乱期に老中筆頭になったのが備後国福山城(上右)主の阿部正弘(上左)。ペリー来航など混乱の中で将軍家定の後継者に一橋慶喜を推したのも彼だが、心労のあまり老中在職中に39歳の若さで急死する。この後井伊直弼が大老となって安政の大獄を決行し、そのため「桜田門外の変」により暗殺された。

 私は「しまなみ海道」100kmマラソンに出場したことがあるが、このスタート地点が福山城で、その前日に城内を見学した。なおゴール地点は愛媛県今治市の今治城。城から城へと100km走ったのは初めてで、良い記念になった。<続く>





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Last updated  2021.03.22 09:10:12
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