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マックス爺のエッセイ風日記

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2021.05.11
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~半月間の夢から目覚めて~

  

 半月もの間、生死や性と再生をテーマにしたシリーズに没頭し、暫しこの世のことを忘れていた。しかし完全に忘れていた訳ではなく、世界の気になったニュースの項目だけはメモしていた。それを思い出して書いてみようと思った次第。

                 

 丸い円の内側は北極圏内。地図の右側はほとんどがロシアの領土で、下部にスカンディナヴィア半島が見える。その左側の小さな島がアイスランドで、その上の大きな島がデンマーク領のグリーンランド。そしてその上にカナダの北部が見える。この北極海は今氷が溶け出して、グリーンランドでは海岸部の台地が露わになって来たと聞く。この北極海航路の制覇を巡って、今米ロの熱い戦いが繰り広げられているとか。

  

 左はロシアの原子力潜水艦。厚い氷をぶち割って浮上したところだ。右は訓練中のロシア軍の動きを監視する米国海軍の潜水艦。ロシアはヨーロッパから北極海を通じ、ベーリング海峡から太平洋に出る航路の開発を窺っており、中国もそれに便乗しようと企図してるようだ。アメリカ海軍の監視活動はその牽制のため。地球温暖化が新たな火種になっているのだ。

            

 戦いは宇宙にも及んでいる。中国が宇宙ステーション建設のために打ち上げたロケット長征5号B(左)が、地球帰還の大気圏突入時に燃え尽きず、インド洋モルディブの北方に墜落した。残骸は全長30m、20トンの巨大さで、その動きは米国宇宙軍が把握して情報を発信していた。どうやら中国は機体をコントロール出来なかったようで、NASAは早速中国に警告した。

  

 EU(左はEUの国旗)はこのほど、中国との貿易量を減らして新たにインドとの貿易を推進する方針を打ち出した。右はEUの実質GDP成長率で、近年はマイナス成長が続いていた。原因は中国との貿易で支払う金額が増大して、EU加盟国の経済が停滞していた。それに中国のウイグルや香港に対する人権弾圧に対する反感もあって、中国を牽制するために軍艦を派遣する国も出始めていた。

          

 そのEUからやっとのことで離脱した英国は、止む無く日本が中心になって推進しているTPPへの加盟を希望している。EUとの貿易による利益が減ることに対応するためだ。ところが皮肉なことに、国内で分裂の動きが出た。スコットランドで独立派の議員が過半数を獲得したのだ。ただしこれを認める国民投票が成立するかは不明。英国の国旗「ユニオンジャック」(右)は各地方の旗が合成して出来たもの。もしもスコットランドが離脱することになれば、新たな国旗を作成することになるかも知れない。

    クンブ・メーラの群衆

 EUから有難い提案を受けたインドだが、今は全土で新型コロナウイルスの変異株が蔓延し、連日40万人以上の患者と4千人以上の死者が出ている。上はヒンズー教最大の宗教行事の「クンブ・メーラ」で、ガンジス川で沐浴するために全国から集まった群衆。3月から始まる巡礼で500万人もの信者が押し寄せた。ガンジス川は聖地だが大腸菌で汚れ、信者は川に入って全身にその水を浴びる。

 河畔では新型コロナで亡くなった死者を火葬しているが、薪では火力が弱くて完全に灰にはならず、火葬場も処理能力が追い付かないようだ。日本の企業も商品の生産が出来ず、邦人の帰国もままならない状態とか。

          サイバー攻撃のイメージ 

 そんな折、ジョンソン&ジョンソン社、ファイザー社(いずれも米国)が開発した新型コロナワクチンの情報が何者かによって窃取された由。調査した結果サイバー攻撃を仕掛けたのは北朝鮮軍所属のサイバー部隊のようだ。北朝鮮は米国の北朝鮮政策に反発してバイデン政権を恫喝する一方で、密かに最新の医療情報を盗んだ訳だ。6月には食糧が尽きると目される北朝鮮。彼らが必死なのは分かるが。

  

 新装なった国立競技場(上)で先日東京オリンピックのテスト大会が開催された。無観客なのは当然だが、トイレが4つしかないサブトラックは選手たちには不評だった由。それよりも競技場前では、「東京オリンピック」の開催に反対する市民デモがあった。また水泳の池江璃花子選手宛に、オリンピック出場を辞退するようネットで訴えかける動きがあり、同選手が困惑していると聞いた。何だかなあ。

            

 視察のため当初来日の予定だったIOCのバッハ会長も、コロナの厳重警戒が延長されたことに伴い、結局は来れないことになった。ウイルス陽性者数の増加もさることながら、変異株がさらに変化し、感染者と死者数が増えているのが気になる。明るいニュースと言えるのかどうかは分からないが、ようやく国内の製薬会社などが変異株ウイルス対応のワクチン開発に乗り出す。五里夢中だが頑張ろう日本。ちょきぽっ





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Last updated  2021.05.11 08:42:16
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