マックス爺のエッセイ風日記

～時には失敗もあるけどね～

　　

　先日の大荒れの日。あの時は前線と低気圧が一緒になったんだね。大雨が降ったかと思えば、思いっきり暴風が吹き荒れた。翌朝畑を見ると、トマトの畝の上に針金で固定していた、２本のビニール傘が両方ともひん曲がっていたんだ。やっぱりあの風には耐えられなかったんだね。で、もったいないけど、今度は強い傘を立てた。まあ使ってない古い傘だから、駄目になっても惜しくないし。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　いやはや参ったなあ。ある日の朝寝坊して、慌てて外へ飛び出した。それでＫさんに「寝坊してスミマセン」と謝ったら、「今日は土曜日だよ」と返事。あちゃー、これは失敗。第一日曜日は町内会の草刈デー。約束の７時半に遅れてシマッタと思っていたんだが、曜日を勘違いしてたんだね。で、翌日はちゃんと行ったよ。玄関に軍手と鎌を置いて、忘れないようにしてたからなあ。

　　

　パソコンが上手く動かないのは、てっきりマウスが古くなって機能しなくなったと思い込んだのさ。そこで早速近所の量販店に行った。店員さんにどう機種を選べばよいかを聞いた。それで間違いないはずと意気揚々と帰宅し、直ぐに交換してみたんだ。それが全く機能しない。それで古いのに戻したらちゃんと動いた。あちゃ～。てっきりウインドウズ１０対応とばかり思ってたんだが、違っていたのかなあ。何せ古いパソコンでね。２度修理に出したんだが、その時にソフトが入れ替わったのかなあ。あちゃ～。

　　　　　　　　　　　　　　ホタルブクロ　　

　先日庭の雑草を抜いていて、アッと思った。雑草だと思ったのはホタルブクロだと気づいたのさ。もちろん花が咲いていたら分かるさ。もう２３年間もこの庭と畑の草を抜いているから、雑草か花かの区別が出来る。だが思わぬ場所だったことが過ちの元。抜いた後に草の形から気づいたんだが、もう遅かったと言う訳。ホタルブクロは別の場所に咲いてたんだが、いつの間にか移動してたとはなあ。

　　　

　庭の話のついでに、花のことを書こうと思う。アジサイに蕾が付き始めた（左）。ムラサキツユクサの紫が鮮やかだ（中）。そして沙羅（しゃら）の花が咲き始めた（右）。どんな狭い庭でも、その季節ごとに咲いてくれる花があるというのは嬉しいもんだね。心が癒されると言うものさ。

　　　　　　　夏椿ぐずりし赤子眠りけり　　　＊なつつばき＝しゃらの別名
　　　　　　　この命泡沫なれど沙羅の花　　　＊うたかた
　　　　　　　山鳩のくぐもる声や沙羅の花

　　　

　庭の次は畑の話だ。カボチャの芽（左）がようやく出た。これは去年食べた時の種を取っておいたもの。２度目にしてようやく発芽してくれたが嬉しいものさ。そしてキュウリ（右）に花が咲き、小さな実が付いている。これも嬉しいねえ。命の営みを見つめ、苦労して育てるのは楽しい。蚊に刺されたり、暑い中での草取りは大変な苦労だけどね、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　のんびりしてたら、電話が鳴った。東京の何とか言うインターネット関係の会社。例のごとく、「安いコースがありますよ」と言うので、耳が聞こえないふりをして何度も「え？え？」と聞き返した。その挙句、「いや、面倒なのでもう切るよ」。そう言って受話器を置いたのさ。これまで何度もインチキがあったからなあ。この俺から金を騙し取ろうなんて、十年早いよ。
　　
　　

　義姉がわが家を訪ねて来た。兄の一周忌が無事に終わったとのお礼と言って、「牛タン」と「海鮮茶漬け」のセットをくれた。電話では何も持って来るなと言ったのに、こういうことにはとても義理堅い義姉だ。一周忌が終わって一気に疲れが出たと言っていたが、まだ次に「墓仕舞」が待っている。長期にわたる兄の看護も含めて、本当に大変な人生だった。お疲れ様。もうちょっと頑張ってね。義姉上。m(__)m