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マックス爺のエッセイ風日記

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2021.06.22
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カテゴリ:生活雑記
~マックス爺の華麗(加齢)なる日々~

  

 前週の木曜日、辛坊治郎さんが米国のサンジェゴに無事入港した。4月9日に愛艇のヨット「カオリンV号」で大阪府の岬町から単独太平洋横断の旅に出た彼が、長い孤独の旅に打ち勝って積年の念願を達成した。前回は三陸沖300kmほどでクジラに衝突して自衛隊に救助された彼だが、今回は仕事を辞職しての再挑戦だった。60代半ばの「老人」の快挙に心からの拍手を送りたい。オメデトウ辛坊さん。

                 

 月曜日。私は気持ちを整理しようとしていた。不調なPC、迫り来る梅雨のシーズン。俳句教室の準備と買い物と1回目のワクチン接種。しばらく草取りをしなかったせいで、庭も畑も草ボウボウ。おまけにセパ交流戦の締めくくりのタイガース戦は3連敗で終わった。だが気鬱になってはいられない。独り暮らしの自分がそんなことに負けてしまえば、生きては行けない。

  

 火曜日。朝一でゴミ捨てへ。しっかりゴミ袋は縛っていたものの、臭いが凄い。前週はサバの味噌煮やアジの一夜干しを作った。内臓が小さいアジはまだしも、サバは「鯖の生腐り」と言われるほど傷みが激しい。少し大きめのサバ2匹の頭と内臓が腐敗したことによる異臭。その臭いを嗅ぎつけてどこからかハエが飛んで来たりもしていた。もう限界。そう思って最短の「燃えるゴミの日」に出したのだった。

       エノコログサ   

 何気なく庭を見ると、何かが枯れて茶色になっている。邪魔な山芋の蔓を切ったのが枯れたのだろう。そう思って近づくと、そうではなかった。何と「夢色」の椿が枯れていたのだ。つやつやした緑の葉っぱの椿は、覆い被さる山芋の蔓と葉に覆われて、日光を浴びることが出来なくなり、枯死したとしか思えない。可哀想なことをした。もっと早く気づいて取り払ったらまた美しい花を咲かせただろうに。私は侘びながら椿の幹を切った。その後バケツで水を撒いた。ひょっとして奇跡が起きはしないかと。

  

 水曜日。A4サイズの用紙を四つ折りにして筋に沿ってボールペンで線を引き、その空間に俳句を3句縦書きして各自に「真楠」と俳号を入れた。それを持って近所のコンビニでコピー。今月の参加者が何名かは不明だが3枚コピーを撮り、帰宅後「裁ち鋏」で筋に沿って切った。全部で16枚。間に合わなかったらそれまでのこと。自分の分は無くとも何とかなる。もう開き直りだ。

                  

 午後、近所の電器店へ電話。その日がお休みであることは知っていた。だが、誰かは家にいるはず。小母さんが出た。そこで新しいパソコンを買いたいので息子さんに伝えて欲しいと言って電話を切った。商売上きっと連絡は来るはず。単純にそう思っていた。今日はともかくとしても、翌日の夕刻までにはきっと息子から電話が来るはずと。

  

 木曜日。待ちに待った俳句教室の日。幸い雨は降らない予報のため、自転車で行くことに。だが早めに昼食を摂った後、ついうっかり転寝(うたたね)をしてしまった。慌てて4kmほど離れた老人センターへ。着いてからトイレに行き、少し遅れて教室に入ると、講師が自分の病気の話をしていた。肝臓がんが肺に転移したが、もう手術は受けないままで行く積りと。その間も講師は続けたいと。

            

 一人ずつ名前を呼ばれて自分が提出した句を読み、作句の背景を説明する。私は中ほどに名前を呼ばれて一句ごとに趣旨を説明した。講師曰く。「語調」はいずれも良く整っているが、言葉の定義が疎かな箇所があると。そしてある仲間の句を褒めた。自分が選者なら、この句を選びたいと。だが、私はどこか変だと感じた。あり得ない状況の句だった。7月の題は「紫陽花や」。割り切れない思いで家路に就いた。

  

 帰宅後、電器店に電話。出たのはまたしても小母さん。困っているのに何も連絡がない。息子さんにちゃんと連絡してくれと。その夜彼から電話。扱って来た会社は経営方針からPC製造の権利を他社に売ったので、もうPCは取り扱ってない由。それならずいぶん前から分かっていたはず。これはもうダメだ。そう感じて、その夜ブログを少し休むことを「予告」として書き、予約してPCを閉じた。<続く>





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Last updated  2021.06.22 00:00:10
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