テーマ:★人生論★(325)
カテゴリ:人生論
~万人に共通する感じ方はあるのか~
大リーグLAエンジェルスの大谷翔平選手の活躍が凄い。週間MVP2回、月間MVP1回。打ったホームランは今季早くも32号に達し、かつてNYヤンキースで活躍したゴジラ松井選手を抜いた。投げる方では5勝目を挙げて、日米通算50勝に達した。間もなく始まるオールスターでは、ファン投票で指名打者部門、選手間投票で投手部門に選ばれ、投打での出場が決まった。それに開催前日のホームラン競争にも指名され、今やアメリカの超人気者だ。 ところがである。この活躍を評価しない御仁がおられる。「サンモニ」のご意見番ことH本さんである。彼は日本人選手がメジャーに行くことに反対。まして大谷の二刀流には大反対。現在の活躍を目の当たりにしても、「メジャーの力は落ちたな」と平然と言う。彼は日本を代表する大打者ではあったが、監督やコーチの経験もなく、ましてメジャーなどなんの曰くもない。二刀流の夢を追って渡米し、見事にそれを実現した大谷。エンジェルスよりも多くのペイを約束したヤンキースに行かず、夢を貫いたのだ。 この度棋聖戦を初防衛して通算タイトル3期を果たして最年少で9段に昇段した将棋の藤井聡太。彼が中学生で日本棋院のプロ四段になり、連勝記録を重ねていた頃、私はブログで彼のことを取り上げた。そしてら「負けたら良いんだ」とコメントした御仁がおられた。多分将棋に詳しい人なのだろう。だが私はそれ以来その人のブログを訪れなくなった。 藤井4段の昇段は凄まじかった。あっという間に勝利を重ね、五段、六段、七段と実績を積み、将棋に専念するため卒業間際の高校を中退。彼の頭脳ならきっと国立大学も合格しただろうがその道を選ばず、プロの勝負師を目指した。その後タイトルを2つ取り、1つを防衛して九段となり師匠の杉本九段に追いついた。これもまた最年少記録で、彼の勢いは留まることを知らない。まさに不世出の天才なのだろう。 東京都議会選挙が終わった。そして東京オリンピックが近づいた。この期に及んで「オリンピックを返上すべき」との声がかなりあるようだ。だがそれは無理だと思う。あれだけの活動をして東京に招致した大会。コロナが心配なのは確か。最善の対応で「安心・安全」を図るしかない。自国もさることながら、世界の情勢を憂える。ワクチン接種を受けられなかった地域、予選が開催出来なかった種目。 それらの「不公平」の上に今回の「東京オリンピック」はある。アフリカの強いランナーのいないマラソンなど「気の抜けたビール」かも知れない。だが、この大会を目指して頑張って来たたくさんの選手たちを気持ち良く応援しようではないか。人間は自分の都合で考えを変える。まさに矛盾であり、不正義とも言える。政府もJOCも関係委員会も最善を尽くした。出来ればそう信じたいものだ。 月曜と火曜の2日間で摂取したカロリーは恐らく300キロカロリーにも満たなったと思う。そんなわずかな量でさえ、自分では何とか頑張って食べたのだ。水曜日の朝はいつもの量の半分を食べ、残りは捨てた。それから居間でごろ寝。昼は冷やし中華を完食。それからトイレ。実に3日ぶりの開通。午後から再びごろ寝。起きてからキャンデーを食べ、アイスコーヒーを飲み、新聞も読めた。 当たり前のことが当たり前に出来ることの有難さ。よくもあの状態に耐えて生き永らえた自分の生命に感謝。体力は落ちたものの、考える力はまだ残っているようだ。木曜日は出来たら「赤シソ」の葉を買いに行きたい。無論「梅干し」を漬けるための素材。赤く色づくだけでなく、殺菌力を増す効果もある。昔ながらの日本人の知恵だ。今年も何とか自家製梅干しが出来そうだ。体調を心配してくださった読者の皆様、どうもありがとうございました。きっと明日もブログを書けると思いますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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