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マックス爺のエッセイ風日記

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2021.07.09
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カテゴリ:文化論
~人名・地名・物の名~

  

 水曜日。午前中も午後も転寝をしたにも関わらず、夜もしっかり眠れた。その夜の東北楽天はオリックスに1-4で負けていた。この分では駄目だろう。そう思っていたのだが、何と9回の表に2本のホームランで逆転勝ちをしていた。各チームの差が少ない今季のパリーグ。きっとこれからも厳しい戦いが続くのだろう。大相撲では綱取りの照ノ富士は当然として、意外にも白鵬が踏ん張っている。これにはたまげた。

         伊豆山神社   

 熱海市の土砂崩れ事故が生じた際に名前を聞いたのが伊豆山地区と伊豆山神社。ちょっと待てよ。sの神社は確か、伊豆に配流された源氏の御曹司である源頼朝が、敵方武将の娘北条政子と密かに会っていた場所ではなかったかと。そして土砂崩れを起こした川の名前が「逢初川」(あいぞめがわ)。きっと二人の逢瀬から名付けられた小川なのだろう。微かな記憶から咄嗟にそう思った私だった。

    黄瀬川大橋

 それと同時に「黄瀬川大橋」が崩落のニュースでも思い出した。こちらは同じ静岡県の三島市。狩野川の支流である「黄瀬(きせ)川」に架かる橋が川の増水で崩落した。この川も源平の戦いに関係する。黄瀬川の畔に陣を張っていた平家軍。そこに対岸から源氏の軍が近づくと、眠っていた水鳥が一斉に飛び立った。その羽音を聞いた平家は、「すわ一大事源氏の襲来だ」と慌てふためき、戦わずして逃亡したと言うお粗末の一席。これは有名な実話。まさか源平に縁のある地名が2か所も出るとはねえ。ノートえんぴつ

              つばな   

 ある方がかつて「つばな」の話をブログに書かれていた。私は「はてな?」と思った。ひょっとして「チバナ」の間違いじゃないのかと。理由は地名に茅野(ちの)市、人名に茅根(ちのね)、習俗に茅輪(ちのわ)潜りがあったためだ。それで本来の「ちばな」が訛ったものと推察。しかしネット検索したら、どちらも「読み」としてあり、さらに季語に「茅花流し」がある由。春の風に穂がたなびく様子とのこと。

  

 その方は子供の頃に食べたとも書いていた。そのことも同時に分かった。何と茅花には「節」があり、糖分を蓄える性質を有する由。つまり大きさも見た目も違うが、サトウキビの仲間なのだ。私は沖縄で何度もサトウキビの穂を見た。まさに「ザワワ」の世界だが茅花の穂も、そう言われて見れば小さなサトウキビの穂と見えなくもない。人は色んなものから学ぶことが出来る。そう考えれば、とても愉快だ。

               

 木曜日。小雨が上がるのを待って近所のスーパーへ。たまには歩かないと筋肉が衰えてしまう。最近はすっかりごろ寝族だった。食べたい物を中心に食品を選んだ。今は体力回復が一番。人間食べないとパワーが出ない。だが、梅干し用の「赤シソ」の葉も忘れずに買った。帰宅して値段を確かめると2把で500円となっていた。それはともかく品名は「あくあー」。これは一体仙台弁なのか、不可解千万。

  

 その後の作業が面倒で、葉っぱを枝から1枚ずつ千切り、まとまったら水洗いする。それをボウルに移し、塩を加えて良く揉む。すると赤い汁が出る。ところがその汁は捨てるのだ。きっと「あくあー」は「灰汁」(あく)から転化したのだろう。2把分の葉を塩揉みして灰汁を流し、残った葉っぱを梅干しを漬けている容器に、万遍なく散らばす。すると2時間ほどで梅酢が徐々に赤く変化する。一週間ほど放置し、晴れた日に2回ほど外で干せば、赤い梅干しへと変化する。私の健康の素。今年も頼んだよ。ダブルハートぽっ





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Last updated  2021.07.09 00:00:09
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