カテゴリ:写真
~何と言うことのない風景を撮る~
「あのね俺ね」と男は話し始めた。去年の暮れごろからずっとPCの調子が悪くてさ。それで自分が撮った写真をPCに取り込めないものだから、長い間ブログ用の「カット」はネットからの借り物だったのさ。それがようやく取り込めるようになった。だが以前とはずいぶん勝手が違ってねえ。それでもブログに載せられるなんて夢みたい。そして「写真」をテーマにしたページが復活出来るなんて。そんな訳で今日は近所の公園を載せるね。どこにでもある普通の風景だけど。 写真がダメと分かってから近づかなかった近所の公園。もう散歩に行かなくなったし、沖縄で撮った500枚ほどの写真も全部消した。もったいなかったなあ。 だからこんな平凡な風景でも、俺にとってはとても新鮮に感じたものさ。 東屋のシルエットと、隙間から霞んで見える沼。梅雨の感じも悪くないよね。 沼に架かる橋。手前は百日紅(サルスベリ)の木。もう一つの木橋は取り壊したままで、全く工事をしてないため一周するには4少し遠回りに。まあ運動不足解消には、それもまた良し。 たまたま遊びに来ていた幼稚園児たちをズームで。 おいおい君たち。間違って沼に落ちないようにね。 その点ボクラは平っちゃらだもんねとカルガモ君たち。 公園にはお出かけついで、買い物ついでに散歩される方も多いんですよ。 すっかり緑が濃くなりましたねえ。 一周しても大したことないんです。何せ小さな自然の沼ですから。でもね、この沼の水が最後は一級河川に流れ込むんですよ。 油断すると沼は菱(ヒシ)やホテイアオイが繁茂して水質が悪化するため、区の公園課の方が見回りに来ます。付近の中学生たちも美化に協力していますよ。 黒い「竹輪」のようなのはガマの穂。生け花の素材にもなりますね。 沼に映った樹陰を小波が静かに揺らします。 沼の色に紫陽花がすっかり溶け込んでいます。 この時期元気なのが紫陽花。今月の俳句教室の兼題(宿題)は「紫陽花や」です。もう出来ています。 紫陽花やすまじきものは老ひの恋 真楠(マックス) 読者の皆様も梅雨やコロナに負けず、お元気でお過ごしくださいね。ではまた明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|