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~楽しいショウタイム♬~
おやおや。舞台の上で何かが始まったよ。みんなが力を合わせて「風」を起こしてるんだって。 おいおい君たち。風を起こして一体何をするんだい? 何をするって、ボクたちのことをちゃんと見ていたら、そのうちに分かるよ。 これはキノコじゃなくて歯車なの。ほらね、色んな歯車が一斉に動き始めたよ。 ガンバレ、ガンバレ。みんなで力を合わせて風を送ろう。 ボクたちワタシたちが一生懸命に風を送っていたのは。この3つのバルーンを空に浮かべるためだったのさ。でもこれはただのバルーンじゃないの。パラリンピックのシンボルの「スリーアギトス」さ。「アギトス」は昨日も勉強したよね。「どんな困難なことが起きても決してあきらめず、限界に挑戦し続ける」パラリンピアンを表したのさ。ラテン語で『私は動く』って意味なの。ああ疲れた~っ。 舞台の上では懸命なパフォーマンスがつづいています。 ここは「パラ空港」。世界中からいろんな飛行機がここを目指して飛んで来るんだよ。 お~い。たくさんの飛行機さ~ん。パラ空港はこっちだよ~。 おやまあ気の毒に。中には翼が折れた飛行機や、片翼だけの飛行機もあるねえ。 みなさん大変でしたね。ようこそパラリンピック東京大会へ。 「片翼の小さな飛行機」を演じたのは東京都内の公立中学2年生の和合由依さん(13歳)。先天的な障害のため手足が自由に動かない。でも好奇心旺盛で「学校の先生や家族に自分が頑張っている姿を見せたい」とキャストのオーディションに応募。審査では楽器の演奏、歌、絵画を披露し、応募した798人の中から主役に抜擢された元気娘。 普段は電動車いすを利用しているが、より自然な演技がしたいと手動の車いすを選択し、週3回、1回8時間の練習をこなして本番に臨んだそうだよ。一度は空を飛ぶ夢をあきらめた飛行機がほかの飛行機と出会う中で、自分の持つ力に気づく姿を表情豊かに演じました。とても素敵だったよ由依さん。 最後に派手なデコレーションのトラックも登場。どうやら、飛行機たちを見守っていたようです。 聖火台への最終点火アスリートは、車いすテニスの上地結衣選手、ボッチャの内田峻介選手、パラリフティングの森崎可林選手の3人でした。皆さんどうもお疲れ様でしたね。このようにパラリンピックの開会式はオリンピックの開会式に比べてとてもシンプルでしたが、それだけ観る人の心に訴える力が強く、パラリンピックの精神を良く理解出来たように感じた次第です。 この後、天皇陛下がパラリンピック東京大会の開会宣言をされました。なお閉会式には陛下の名代で秋篠宮殿下が列席されるそうです。 開会式の翌日からは、「スリーアギトス」の精神に則って、パラリピアンたちの激しくも美しい戦いが始まり、TVを通じて私もたくさんの競技を楽しませてもらいました。その中で知ったのですが、マラソンの解説者として有名な増田明美さんが、何と「日本パラ陸上委員会」の理事長を務めておらるんですねえ。増田さんのお人柄を観た想いがします。これからも選手の皆さんを応援しましょうね。では。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.30 05:33:16
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