テーマ:暮らしを楽しむ(387480)
カテゴリ:生活雑記
~バカがいずい~
ある朝起きると右の目がおかしい。触れると痛みと重苦しさ。これは黴菌でも入ったか。連日草取りをして、汚れた手やタオルで目を触ったり、拭いたりしたせいかも知れない。それに眼鏡を新調した1か月後に視力検査をするとドクターが言っていた。まだ新調して1週間しか経ってないが、もう慣れた。ついでに新しい眼鏡をかけて行ってみようか。診察に来た理由を受付で話した。 名前を呼ばれて検査室で「眼圧」の検査。これは緑内障が進んでないかの検査のはずだが。やがて診察室に入るよう案内があり、ドクターの前に座った。目のどの辺が痛みますか。そこで指で示した。先ずは上瞼をひっくり返して確かめるドクター。次に下の瞼もひっくり返して診察。痛むのは下ですね。麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と言います。目薬2種を処方され、1週間後に来院せよとの指示。 麦粒腫は俗に言う「物もらい」。関西以西では「目ばちこ」とか「目いぼ」とかも言う。因みに宮城県と岩手の県南では「バカ」。そして「バカが出来ていずい」と言う。「いずい」はしっくりしないとか、ゴロゴロする意味。「コロナウイルスは目からも感染すると言う説があるようですが」と私が聞くと、「考えなくて良いです」とドクター。「それは違うよ」なのだろうが、彼独特の言い回し。 隣の薬局で2種類の目薬を受け取る。1つは痛み止めと腫れを抑え、もう1つは感染を抑える由。一緒にはならないのと聞くと、目に良くないため、片方を垂らしたら、5分間の間隔を開けて欲しい由。そして「物もらい」は疲れた時に出やすいとも。それで分かった。庭仕事と畑仕事を半月続け、ランニングも1回やった。その疲れが出たのかも。医学博士と薬学専攻の薬剤師。薬剤師の意見がとても貴重だった。 洗面所の蛇口をひねるとお湯が出ていた。てっきりこの暑さで水道管が温まったせい。そう思っていた。ところが何分経っても温かい。これはおかしい。そこで洗面所の下の扉を開けて、開閉弁を見た。2つあって左がお湯用で右側が水道。どうやら水道の方を閉じて、お湯の方を開いていたようだ。そんな記憶はないが、ひょっとして水圧が強かった時に弁の開閉を間違えたのだろうか。 2つ目の異変は、ある時触れた鏡がとても熱かったこと。何なんだこの異変は。そこでスイッチを確認。先日鏡の下にあるスイッチを触れた。それは自分の姿をデジカメで撮るため。どうやらその時に間違えたようだ。照明のスイッチは消したが、冬季に鏡が曇るのを防ぐためのスイッチを間違って触れたのだろう。それが長時間の点けっ放しで、熱せられたものと推定。どちらも原因は自分の単純ミスだ。 ある夜、1階の押し入れがある和室に行った。その時なにやら這いずり回る虫を発見。とっさに傍にあったパジャマで叩いた。パジャマを退けるとそれは「ゲジゲジ」みたいだ。ゲジゲジや便所コオロギが浴室に出たことが何度かあったが、まさか和室にも出没とは意外。ティッシュでつまんでゴミ箱に捨てた。2週間ほど前の深夜、暗い居間で見た黒い虫は幻覚ではなく、ひょっとしてこれだったのかも。 10日ほど前にレンタルの化学モップを交換しに、業者の人が来た。料金を支払ってから、窓ガラスなどの清掃見積もりをして欲しいと伝えたら、数日後に担当者が来宅。家の延坪面積は43坪。大小さまざまの窓ガラスが相当ある。網戸も同数。そして気になっていた空調機とキッチンの換気扇と風呂場の汚れ。一度に清掃したらきっと大変な出費になるはず。さらに外注したいオプションの清掃もまだあった。 この家を建ててから24年が経過。その間にリフォームは4度やり、便利できれいになった。前妻がいたころは大掃除も毎年やった。だが彼女が認知症になって以降汚れが目立つように。独り暮らしになって以降は頑張って掃除しているが、それは目につく場所だけで、周囲が空き地のせいか窓やサッシの汚れは深刻。せめて数年に1度はプロに頼もうと思ったのだ。見積書はまだ届かないが。 4日ほど前、わが宮城県にも「緊急事態宣言」が発令された。大都会に比べたら大した感染者数ではないが、やはり一層の「自粛」は必要だろう。私は独り暮らし。体調の異変を感じて救急車を呼び、入院したこともあった。その頃は新型コロナ感染症がなかった。もしも今入院したら、誰も面会出来ない。子供が遠くにいる私などは処置なしだ。やはり注意が一番の対策。それに比べたらわが東北楽天がなかなか勝てないことなど、小さな話かも。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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