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マックス爺のエッセイ風日記

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2021.10.03
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~軽薄な時代~

           

 台風一過の好天となった日の朝。私は真っ先に洗濯機を回した。それから靴を持って2階のベランダにに行き、手すりや物干竿をタオルで拭いた。台風16号の大雨でずぶ濡れのサンダル。乾いた別の靴が必要との判断。次に布団を2階に担ぎ上げ、洗濯物を干し朝食を済ませてから布団を手すりに干した。その頃にはすっかり手すりは乾いていた。だから最初に何から始めるかが大事。

   

 ここ数日テレビを観て思うところがあった。一つは「眞子さまと小室さんの結婚問題」。今月末に結婚して戸籍を作り、皇族の身分を離れ「持参金」も固辞。26日にはお二人で共同記者会見をされる由。それは良いのだが、眞子さまがお二人の結婚問題に関する報道が原因で、長く「複雑性PTSD」に苦しんで来たことや、中学生時代から皇族であることに強い違和感を感じて来られたと知って大変驚いた。

                     

 小室報道は異常だと感じ、私はブログでもほとんど取り上げなかった。プライベート情報が、垂れ流し状態で良いのだろうか。週刊誌やワイドショウでの過剰な報道と、それを信じた国民の反応がネット上に溢れる社会。それらをご覧になって、眞子さまが心を傷められた姿が容易に想像出来る。ご両親の秋篠宮殿下と妃殿下の反応や家族内での反対など、考えただけでも最悪だ。

   

 活発で明朗で誰からも愛される佳子内親王に対して、内向的な性格の眞子さまは皇族としての暮らしに疑問を抱き、高校まで通った学習院から大学はICUに進学された。そしておそらくは皇統を絶やさないため歳の離れた悠宮親王を産まれた紀子妃殿下。ICUの同じ学科で出会った小室さんは、眞子さまにとって心安らげる存在になっていったのだろう。だがそこへ週刊誌などの執拗な報道が続いた。

                      

 考えてみれば民間から初めて宮中にお輿入れされた上皇后の美智子さま。どれだけご苦労があったのか、心因性の「失語症」になられたこともあった。同じく民間から皇太子妃となった雅子さまは、皇統を継ぐ男子(親王)に恵まれなかったこともあって、適応障害に長らく苦しまれ今なおその影響が残っている。恐らく紀子さまにもプレッシャーがあったはず。紀子さまは都営アパート暮らしでもあった。

  

 しかし週刊誌の記事や、ワイドショウからもたらされた「情報」は果たして正確だったのか。小室母の元婚約者は、恐らく週刊誌に情報を売って莫大な対価を得ていたのだろう。性生活を含め過去の結婚生活を一方的に曝すのは、ルール違反と同時に内容の正確性をも疑わせる。眞子さまと小室さんの結婚が現実のものとなるにつれて、元婚約者がもたらす「情報」の対価は上昇していったのだろう。

             

 週刊誌の報道が明らかになって、お二人の結婚は一旦停止状態となった。眞子さまは確かオックスフォードの大学院で博物館学を学ばれて、東京大学の附属総合博物館などに勤務され、一方の小室さんは一橋大学の大学院で学んだ後、単身渡米し3年かけてロースクールで法律を学び、弁護士資格取得のため受験。現在はニューヨークの弁護士事務所で勤務している。それでも口さがない日本のマスコミ。

  

 しかし2人とも良くこの激風に耐え抜いたと思う。ニューヨークから帰国するに際しても、パパラッチが執拗に写真を撮ったり取材を試み、勤務先のビルが判明したことで、会社の住所やメールアドレレスまでが曝されたと聞く。これは妨害であり、個人のプライバシーを侵害する犯罪行為そのものだ。

                   

 また自民党総裁選関係のワイドショウを観ていて不愉快になったのが、多数の芸能人が無責任な意見を述べていること。そこにどんな意義があるのだろう。視聴率を稼ぐための構成かも知れないが、全く不見識極まりなく、電波の無駄遣いだ。眞子さまの結婚報道と言い総裁選と言い、ワイドショウの低俗性は呆れるばかり。

    

 眞子さまと小室さんにはさっさと下らない話は忘れ、ニューヨークで新たなスタートを切り是非とも幸せになってほしいと願っている。





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Last updated  2021.10.03 07:24:29
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