2937249 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2021.10.06
XML
~ニュースとわたし~

   

 久しぶりの曇天でなんだか気が重い。だが早朝からゴミを出し、朝食後は歩いて郵便局へ行き、ある書類を出した。料金が分からないため切手を買う必要があった。どうやら定型みたいで84円。途中のゲートボール場で、競技に興じる老年の男女。まだ元気が良かった頃はバカにしていたが、この歳になると、仲間と一緒に体を動かしたり、話すことも身心の健康に役立つと思えるようになった。

                     

 朝ドラ「おかえりモネ」は、話の舞台が地元の宮城だけに、楽しみに観ている。決して明るくはないストーリーだし、ヒロインの清原果那も今時の娘とは感じが違う。でもスローテンポの展開も、鬱屈したような若者の心境も、良く分かるような気がしている。きっとあの3.11の傷みが心の片隅に居ついているせいだろう。それがコロナ自粛や一人暮らしと相まって、わたしに親近感を抱かせるのだろう。

  

 これが10年前の気仙沼の姿。全部津波で気仙沼湾に流出した家屋。だが「モネ」にこんな場面は出て来ない。あの時漂着した遺体の一部の小さな骨、それも2か所で別々に発見された方の身元が10年以上も経って、海流の推定とDNA鑑定で、90km以上離れた石巻市の老婦人のものであることが判明した。あの美しい話の陰に、こんな現実が潜んでいる。県内の行方不明者はまだ2千人近くもいるのだ。

                         

 その東北の海に異変が起きている。八戸では有名なスルメイカが全くの不漁。三陸沖ではサンマが獲れず、代わって南の海で獲れるタチウオ、サワラ、ガザミ(ワタリガニ)が最近のトレンドのようだ。宮城県の海ではコウナゴ(イカナゴ)が獲れずに、シラスが獲れている。海水温が上がったのと、海流が以前と違ってしまったのが原因だろうか。さかなクンに聞いてみたいものだ。

  

 今月に入ってから撮影した写真がパソコンに取り込めていない。月の初めにこのような現象が出るようになった。きっとPCの時刻認知とデジカメの時刻認知に時差があるのだろう。だが5日間もずれがあるとは異常。来年半ばにはWindows11に切り替わるようだが、きっとその際も写真の取り込みが出来なくなる可能性が強い。そろそろパソコンの替え時か。だがわたしの頭が着いて行けるかは不明だ。

                  

 和歌山市の水道橋崩落事故には驚いた。突然橋のアーチと水道管が破損して落下。和歌山市の北部では給水がストップして6万世帯が影響を被っている由。崩落の原因は不詳だが、直径90cmの水道管2本が、水道橋の躯体となってるそうだ。橋脚を少なくするための工法なのだろうが、設計に無理があったとのではないか。もちろん経年劣化もあったはず。物はいつか古びて故障する。人間も然りだ。

  

 岸田総理が昨日、アメリカのバイデン大統領、オーストラリアのモリソン首相と相次いで電話会談を行った。どちらも「自由で開けたインド太平洋」を守る「クワッド」の同盟国。暴走する中国やロシア、北朝鮮、イランやイスラム原理主義テロリストとの長くし烈な戦いが続くことだろう。今日は副大臣と政務官が発令の予定。いよいよ岸田丸の船出。ひと皮剥けた新総理のお手並み拝見と行きたいもの。

        

 夕方、嬉しいニュースが入った。プリンストン大学上席研究員の真鍋叔郎氏(90歳)が、ドイツ人研究者及びイタリア人研究者と共に今年のノーベル物理学賞を受賞した。受賞の対象は「二酸化炭素の増加が地球温暖化につながる関係をモデル計算で示したこと。地球温暖化の原因は二酸化炭素の増加ではないと言われたこともあったが、それが否定されていたんだねえ。どうもおめでとうございます。ダブルハートぽっ

 同氏は東京大学博士課程を修了し、1950年代に渡米、当時の気象庁(現在の海洋大気庁)に勤務。コンピュータを使用した気候変動を分析する手法を確立した先駆者。また科学技術庁(当時)でも温暖化研究チームに入るなど日米両国で研究に従事した。その後アメリカ国籍を取得している。出身は愛媛県四国中央市。90歳にしてなお研究者であり続けていることに驚く。脳がまだ若いんだろうねきっと。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.10.06 00:00:10
コメント(6) | コメントを書く
[ニュース・社会の動き] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.
X