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マックス爺のエッセイ風日記

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2021.11.12
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~地球温暖化は防げるのだろうか~

  

 イギリスで開催されているCOP26で、岸田総理はCO2削減の後進国援助のため、日本は1兆円を支援すると表明した。それにも関わらずさる団体から日本は「化石賞」を授賞することになった。2年連続らしい。受賞の理由は「日本はお金は出すがCO2を減らす努力はしてない」との皮肉らしい。確かにわが国は「金さえ出せば責任は果たした」との思いが強いのかも知れない。

                     

 しかし批判は他にもあった。イギリスに向かった各国の首脳が、政府専用機を使ったことだ。イギリスのジョンソン首相すら、国内からの移動に飛行機を使ったそうだ。まさか自転車では来れないだろうが。しかしCOP26の目標が「産業革命」時から1,5度の気温上昇に抑えると言うもの。到底それは無理なのではと素人ながらに思うのだ。さて産業革命はイギリスで始まった。

  

 1760年~1840年にかけてのことだ。イギリスで産業革命が起きた理由は、動力源としての石炭があったためと言われる。それがジェームス・ワットによる蒸気機関の発明で、一気に花開いた。さて私が住む仙台市では、この100年に気温が2.4度上昇し、今後100年で6度上昇すると予測されるそうだ。一地方都市にしてこの有様。それが地球全体となったら、一体どうなるのか。

      

 北極圏の氷は猛烈な勢いで融けている。そのうちシロクマは絶滅するとも。永久凍土も、高山の氷河も年々融解が進んで閉じ込められていたメタンガスが噴出したり、河川の水量が急激に減少している。アマゾンのジャングルは不法伐採で相当の面積が失われ、その木を焼く火や煙が人工衛星からも確認されるそうだ。このままだと人類は地球温暖化か、原水爆ミサイルで全滅するのではないか。全ては人間の奢りから始まったことだ。

           

 と書いたところで、アメリカと中国がCO2の10倍以上温暖化に影響を及ぼすと言うメタンガスの削減方法に関して協力するとのニュースが飛び込んで来た。元々中国は世界最大のCO2排出国で、本気になって削減する気はないのだ。それがアメリカとの貿易戦争や、自国の人権侵害で国際関係が悪化していることから目を逸らさせる策動なのではないか。ついそんなことを考えてしまう。

  

 小笠原諸島南方にある海底火山「福徳岡ノ場」の噴火によって噴出された大量の「軽石」が海流に乗って沖縄や奄美諸島に到達し、その後黒潮に乗って四国沖や紀伊半島にまで到達しつつあるようだ。そして今朝のニュースでは、伊豆七島にも漂着した模様。勿論こちらは自然災害で、今回の噴火は過去100年間国内で最大の規模だったとのこと。

                 

 ここは沖縄北部のある港。漂着した大量の軽石は港を埋め、餌と間違えて食べた魚を殺し、冷却水を取り込むための装置を持つ漁船や海上保安庁の艦船を故障させ、このためフェリーが発着出来なくなった離島もあり、生活に支障を来しているようだ。同じ事態は過去にも何度かあったようだが、今回は被害の規模と範囲が膨大かつ広範。自然災害だけに誰にも苦情が言えないが、何とか早く治まってほしいものだ。

  

 クライマックスシリーズのファイナルステージが始まった。緒戦はセパ共に首位のチームが完封勝ちをした。首位チームはアドバンテージとして1勝を手にしているため、これで2勝。従って下位のチームは今後4勝2敗で行かないと優勝出来ない計算。さて第2戦も首位のチームが完封勝ちした。これでアドバンテージを含めて3勝で、優勝に王手をかけた。ちょっとあっけなかったが、これからどうなるか。

                 

 作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが99歳で逝去された。死因は心不全のようだ。俗名は瀬戸内晴美。夫と子がいる身でありながら、京都大学の学生と駆け落ちしたことがあった。その後女流作家となり51歳の時に得度し、天台宗の僧侶となった。つまり信仰生活は48年にもなる訳だ。墓碑銘には「愛した 書いた 祈った」と刻むよう以前から決めていた由。謹んで冥福を祈りたい。合掌。





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Last updated  2021.11.12 06:33:11
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