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マックス爺のエッセイ風日記

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2022.01.21
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カテゴリ:俳句
~新年の習作/俳句と川柳など~

  

     東雲の少し明かりて年始む   しののめ

     初日仰ぎ老残未だ生きむとす  ろうざん

     老残や初日は死出の一里塚   しで

     妻去りぬ寓居に眩しき初日かな   ぐうきょ=仮住まい

     雲間より皇居へ急ぐ初日かな

     ビル街を抜け皇居へと初日の出  


           

           臭き息吐きてなまはげ退散す     「なまはげ}は「新春」の季語

           村はずれ酔ひ潰れたる生身剥      なまみはぎ=なまはげの別名

           結界や酔ひしなまはげ人もまた

    

       初春のみ目美しき女人かな   うるわし  にょにん

                

                  初春やシンビジウムに日の光

   

    
     子も孫も七草粥を持て余し    ななくさがゆ

     グルメにも七草粥の優しくて

     七草や笑ひ広がる奥座敷

     寅年の七草を食ふ佳き日かな   とらどし

     七草を無用と笑う健啖家  けんたんか=食欲旺盛な人
       <川柳は現代語を口語で表現するのが原則> 

           

          大根葉十把ばかりを煮たりけり  じゅっぱ  大根は冬の季語

   

    テーブルの上にも注ぐ初日かな

                  

                    一杯の熱きコーヒー初読書   

  

<どんと、とんど、松焚祭、左義長などの名称がある「小正月」の行事>

 今日のブログに載せたのは習作のごく一部。俳句の季節には「春夏秋冬」のほかに「新年」があり、それぞれの季語があります。ここでは主として「新年」を詠み、季語のない川柳も楽しみました。「俳句教室」の兼題(宿題)句を30句以上詠み、うち3句を提出しました。

 次回から別のシリーズを始めます。今回「クチコミテーマ」に選んだ「ブログは文学たりえるのか」ですが、書き手が文学を意識し、内容と形式を備えていれば十分文学になり得るでしょう。ジャンルとしての「日記文学」もありますが、すべてが該当する訳ではありません。無論ブログは有意義で、尊い作業です。当シリーズを閉じるに際し、ご来訪いただいた皆さまに、厚く御礼申し上げます。バイバイぽっ<完>





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Last updated  2022.01.21 00:00:13
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