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マックス爺のエッセイ風日記

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2022.02.22
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カテゴリ:スポーツ関係
~スポーツと政治の間で~ クール記事と写真に直積的な関係はありません。

   

 17日間に及ぶ「北京冬季五輪」が終わった。これほどまでに話題になった大会も少ないのではないか。開催国内の人権侵害問題に抗議して「外交的ボイコット」を表明した国もあったが、追随した国はさほど多くはなかった。

                     

 しかし中国も相変わらず汚いねえ。聖火の最終ランナーをウイグル人にして、いかにも「我が国は公平で少数民族を尊重してますよ」とでも言いたげな態度。

   

 その一方で台湾の防衛識別圏に自国の最新鋭機を侵入させ、真珠海では自国の艦隊がオーストラリアの哨戒機にレーザーを発射した。平和の祭典中の危険行為。そんな国に五輪開催の資格なんてあるんだろうか。

                  

 そんな国に「よいしょ」されて、精いっぱいのサービス精神を発揮したバッハ会長。ワリエワ選手問題と言い、もっと明確な裁定は出来なかったんだろうか。中国は何とかボロを出さずに済んだと安堵してるだろうけど。

    

 しかしロシアとウクライナの緊迫した状態には冷や冷やしたね。しかしロシアは相当の悪。よりによってオリンピック期間中に「合同演習」と称する軍事訓練をするなんて悪質。全国の兵士をウクライナ国境に招集し、黒海にはバルチック艦隊と黒海艦隊を配備させたんだよ。

                    

 しかしそのことがあって、私は過去の歴史を知った。第二次世界大戦中にナチスドイツが侵略した地域を、戦後どう帰属させるかがそもそもの発端。ウクライナとロシアでは民族も宗教も違っていた。だが、「線引き」が上手く行かず両民族が交じり合う地区が出来たんだね。それがウクライナ東部の2州。

   

 ロシアは8年前にウクライナからクリミア半島を奪った時と同じ手を今回も使おうとした。あの時ロシアに強く抗議出来なかったオバマ政権の副大統領がバイデンさん。バイデン氏が先の選挙で勝った際、プーチンは「あんな爺は簡単にひねり潰してやる」と豪語していたね。

                 

 バイデン氏にはさらに弱みがある。トランプ氏がヒラリーを破って大統領になった際、「ロシアゲート事件」をでっち上げたのが当時の民主党。さらに息子の「ウクライナ疑惑」を自分が大統領になってから闇に葬り、そのことで当時のウクライナ政府を脅した。

    

 そんな薄汚れた同士が、互いに正義ぶって相手をやり込めているのが舞台裏の話。どっちもどっちだけど、そんなことを互いの国民は知らない。まあ抑圧よりは自由である方が、戦争よりは平和である方が良いのは当然だ。

                    

 しかし去年の東京大会同様、今回も世界的なパンデミックの中でのオリンピックだった。選手たちは自由な練習や試合が出来ず、コンディションをピークに持って来るのも大変だったはず。その中で良く健闘したと思うよ。中には中国に着いてから陽性が判明して、隔離された選手もいたよね。

    

 驚いたのは冬季五輪に今回で8回目の参加と言うレジェンドがいたことだ。年齢は50歳とのこと。そんな年齢になるまで自らの体を鍛え、精神をコントロールするのは並大抵の努力ではなかったはず。

                    

 そして今回も新しい種目が加わり、若い選手の活躍が目立った。しかし空中に高く飛び出して体を何回の回転させたりひねったりするのは怖いだろうね。彼らはきっとその恐怖心に打ち勝って出場したんだね。

      羽生選手(1)

 残念ながら女子フィギュアスケートではドーピング問題が出たね。ロシアの国家ぐるみの犯罪行為が、未だに続いていることに呆れる。「選手は原材料」で「スケートリンクは工場」だそうだ。国を挙げてエリートを育成し、体が身軽な15歳までに高い技術力を身につけさせられる。

                羽生選手(2)  

 結局あのワリエワ選手も犠牲者なのだろう。心も体も深く傷ついたと思うけど、母国の人たちは帰国した彼女を空港で出迎え、彼女は別の出口から帰ったみたい。そして、もう早練習を開始したみたいだよ。今後あの鉄の女コーチが、そしてドーピング大国のロシアが果たしてどんな対応をするんだろうね。

     世界の仲間に担ぎ上げられる羽生結弦選手

 出来れば努力した選手が報われるスポーツ界であってほしいね。今回も北京に来るために、様々な困難を乗り越えて来た各種競技の選手のエピソードを聞いた。流した汗と涙がメダルに結び付いた人もいれば、緒戦で敗れ去った人もいた。勝敗は時の運。きっと敗者も誇りを持って帰国したことだろう。

                   

 次の冬季五輪会場はイタリアのミラノ。もうその4年後に向けて決意を表明した日本の選手もいたね。さらなる高みを目指して、これからも精進してほしいものだ。

   

 中にはこの北京冬季五輪を最後に引退する選手もいることだろう。「本当に長い間お疲れさまでした」と労いたいね。自分の名誉と母国の誇りのために、良く頑張って来ましたね。いろんなことがあった「北京冬季オリンピック」だったけど、やっぱりスポーツは良いよね。それも世界の一流の選手が競い合うオリンピックは最高だ。

                        

 ありがとう選手たち。あなたたちの姿を見て、私たちがどれだけ楽しみ、そして勇気づけられたことか。ゆっくり体を休めて、また始動してくださいね。私たちはこれからもあなたたちを誇りに思い、応援し続けたいと願っています。心からの愛を込めて。外は小雪舞う仙台です。ダブルハートバイバイ

    

 とここまは少しのんきなことを書きましたが、ウクライナ情勢がかなり怪しくなって来ましたね。ウクライナ国境のロシア軍は依然として留まり、既に出撃命令が出されているとも聞きます。まさに狂気の沙汰。一方中国もインド、ネパール、ブータンの領土への侵略をじわじわと進めているのです。やっぱり、あの両国は似たもの同士。それに北朝鮮を交えた「団子3兄弟」は世界の脅威です。





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Last updated  2022.02.22 00:00:09
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