ドラマ・映画・小説・ブログ(1)
台風が宮城県沖を通過中とか。雨の勢いは昨夜ほどではなく、風もさほど強くはない。きっと最大時の勢いはなくなったのだろう。降り続いた雨で、川の氾濫が心配。海岸部の高潮の被害は大丈夫だろうか。 さて、韓国歴史ドラマ「トンイ」が先だっての日曜日で終わった。その前の「チャングム」もそうだが、私は10回目の頃から観始めたため、最初のころの話を知らない。それでも1年以上、面白く観続けることが出来た。王宮の暮らしや庶民の暮らし。李氏朝鮮時代の儒教精神と、王宮における権力闘争の凄さ。そんなものが心に残ったが、トンイの人間性が一番の魅力だったと思う。 7月からは「王女の男」が放送される由。これも李氏朝鮮王朝の話とか。これまでのように日曜日の夜の放送だが、仕事を辞めた今はゆったりした気持ちで観られるのが嬉しい。話は変わるが3年に亘って放送された「坂の上の雲」だが、原作者の司馬遼太郎は、生前この小説の映画化は許さなかったと聞いた。それがテレビ化されたのは何故なのだろう。そしてNHKが戦争の場面を延々と映したのも解せない。 先日洋画「スノーホワイト」を観た。原作はグリム童話だが、私はディズニーの漫画の印象が強い。白雪姫と7人の小人が出て来る話だ。原作はかなり怖い話のようだが、映画はさらに怖かった。CGで再現された魔法の世界は、まさにおぞましいもの。それでも私は観て良かったと思う。どうでも良い話だが、私はスノーホワイトつまり白雪姫よりも魔女の方が美しいと思った。それが特殊メーキャップで老女の顔に変わるのが凄かった。 2年ほど前の話だが、観たいと思っていた「ロビンフッド」を見逃した。こちらはイギリスの伝説を映画化したものだが、中世のヨーロッパの風景や習俗を観たかったのだ。「スノーホワイト」はアメリカの映画だが、撮影場所は多分イギリス北部のスコットランドかアイルランドのはず。断崖絶壁上の古城や、荒れ果てた大地などから「ロビンフッド」時代の風景を想像することが出来た。 次は「グスコーブドリの伝記」を観たいと思っている。原作は宮沢賢治の童話で、映画はそれをアニメ化したもの。果たして宮沢賢治の世界がどう再現されているか楽しみ。たとえ本を読んでなくても、映画でそれを味わえるとは嬉しい。童心に帰ってスクリーンを眺めるつもりだ。<続く>