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カテゴリ:DV?モラル・ハラスメント?
プチ家出の帰り、ムスメの携帯に夫から
『今どこにいる?車で迎えに行くか?』 とメールが来た。 土曜の朝、夫は『今日は休みだ』と言って、起きてからずっとパジャマでテレビを見ていた。 ゆうべの夕飯の残ったおかずと、もう夫がお弁当に持っていけない冷凍食品(揚げ物)をチンして、ご飯をよそって3人分並べた。 ムスメは、ずっとうらやましがっていたお弁当のおかずが食べられてご機嫌だった。 夫は、おかずをちらっと見て、納豆と冷凍ネギを持ってきて黙って食べた。 食べた後も、ずっとテレビを見ていた。 ワタシは洗濯物を干して、食器を下げて、洗って、ご飯だけセットしておいた。 2日間とも休みなんだし、4回の食事くらい、夫が自分で作るなり、買ってくるなりして食べられないわけがない。 もう、そろそろバスに乗らないと、という時、夫がさっさと着替えて『車で待ってろ』と言う。 『いいです。バスで行きます』 と断る。高額医療費の手続きの日、ワタシが 『もうあなたの車には乗りたくありません』 と言ったことを忘れてしまったのか?なかったことにしているのか? 『いや、時間もバスとそんなに変わらないだろう?』 ああ、やっぱりなかったことにされている。。。 一呼吸おいて、 『時間とかバス代とかじゃなくて、あなたの運転する車に乗りたくないんです』 と言いながら、靴を履いた。 『ああ、そうかっ!!』 と、背中越しに怒鳴る声がして、ドアが閉まった。 目の前のムスメは、ほっとしている風に見えた。 ムスメのココロは、家を出る前から、じいじや、大好きな従弟が待っている新幹線の駅に飛んでいたからかもしれない。 夫の車に乗ったなら、 『あーあ、いいなー。パパだけお留守番かー』 『おいしい物食べてくるんだろーなー』 『俺の飯はどーなってるんだろーなー』等の嫌味を聞かされ続けながら、駅に行く事になるのは目に見えていた。 通帳も、はんこも、保険証も、手帳も、離婚関連の本も、バッグに入れてある。 もし、日曜に帰宅しても家に入れないようなら、ビジネスホテルに泊まってから、シェルターへ行こう、と覚悟を決めた。 新横浜へ近づく新幹線の中で、いつも夕方になると襲ってくる、嫌な気持ちになる。 ああ、夫のいる家に近づいているからだ。 『夕飯、何が食べたい?』 と、ムスメに聞いて、気持ち悪さを誤魔化す。 『焼肉のたれで焼いた、お肉がいい!』 じゃあ、帰りの駅ビルでお肉を買って帰らないとなー、と考えていると、ムスメが 『疲れちゃったから、バスに乗らなくてもいい?』 と携帯を見せながら聞いてきた。 それならタクシーで・・・と言おうと思ったけれど、別居するまでとそれからの費用を考えると数千円のタクシー代はイタイ。 2日間、家出できたんだから、少しはココロも身体も楽になっている筈。 10数分、夫の車の中で目を閉じて、何も聞こえないようにして我慢しよう、ときめた。 その10数分は。。。やっぱり後悔しまくりでした。 夫の臭いのこもった車内。 『何食べてきたー?』『おいしいもの食べてきたんだろー?』 『どーせパパにお土産なんか、ないんだろー』等々。。。 おいおい・・・話をするならまず、ひいおばあちゃんはどうだった?あたりからするのが普通だろう・・・私たちは温泉旅行で東北に行ったわけじゃないんですけどー。 おまけに、なんと! いきなり、ムスメの持っていたたまごっちが死んでしまってびっくり。 やっぱり夫の車には乗っちゃいけない。 なんか、すごーくイヤな霊とかが溜まってるよーな気がしてきた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.07 23:14:27
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