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モラルハラスメントの加害者である夫。

そこから脱出して、これから新しく生活を始めていくワタシとムスメ。

脱出先の住居を確保できて、鳥たちも一緒に連れて行けることにもなり、一安心。

で、いろいろ考えて、引越し業者さんに見積もりに来てもらいながら、持って出る家電製品等は
"残された夫が生活するのになくても大丈夫なもの以外”
にした。

冷蔵庫も洗濯機も炊飯器も、掃除機もエアコン(２台)も、石油ファンヒーターも扇風機も、ＦＡＸ付き電話も、大型テレビもビデオとＤＶＤプレーヤーも、ＣＤ＆ＭＤプレイヤーも、食器洗い乾燥機もオーブンレンジも、電気ポットも。

冷蔵庫は買い換えたばかりのお気に入りだったから、どうしようか悩んだけれど、中身を見たら、夫が自分のお弁当用に買ってきた冷凍食品ばかりだった。
ワタシとムスメの食べる物は、冷蔵庫部分を含めても４分の１も入ってなかった。
これなら、こんな大きくて電気代もかさばりそうな物は持っていく必要はないな、と思った。

持って出る電化製品は、自分のお給料で買った物ばかり。

テレビは、ワタシが独身時代に使っていた小さいのがまだ使える。
ビデオデッキは、結婚した妹がダブっていたのをくれたのがある。
ＣＤやＤＶＤはプレステ２やパソコンで見られる。
今度住む家はフローリングと和室だけで、絨毯の部屋がないから、掃除はケルヒャーの電気ほうきとクイックルワイパーとハンディ掃除機があれば当分の間はなんとかなる、と思うので。
あとは、オイルヒーターと、独身時代に使っていたホットカーペット。
ブラウンのクッキングカッター。
ホットプレート。
ドライヤー。

足りない炊飯器や冷蔵庫、電子レンジは、引越し料金を値引きしてもらう条件で、業者の物販を利用して購入。

あー、引越ししたら、本当にすっからかんかも。

だったら、炊飯器もオーブンレンジもエアコン１台でも、持って出れば、数万円でも支出は浮く。

でも、どこかで
『そこまではしたくない』
と、ブレーキをかけてる。