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カテゴリ:DV?モラル・ハラスメント?
先日、第1回目の調停がありました。
家庭裁判所へ行くのは、もちろん人生で初めての経験。 法テラスでお願いした、弁護士さんと待合室で会い、調停の部屋へ。。。 弁護士さんが言うには、夫は弁護士事務所(ワタシ側の)から調停を起こしました等の郵便物を見て、3回位弁護士さんに電話をかけてきたらしい。 で、結局1回だけ会うことになり、事務所で1時間程度話したとのこと・・・ 『普通、こういうことはほとんどないんですけどね(--;;)』 と苦笑いされてしまった。 ワタシの『うつ病』という病気への理解が足りなかった(原因が自分だとは信じていない)、ムスメと妻は今、どうやってお金を工面して暮らしているのかをしきりに知りたがっていたという。 『ストーカーとか、いきなり押しかけてくるようなタイプには見えませんでしたが・・・でも、外と家庭とでは違う方だそうですからねぇ。。。』 調停はもちろん夫と別々。 調停調査員さん2人と、審査員さん(普通はいないそうですが、子どもの親権や面会でもめるかもしれないと思って一応来て下さったそうです。次回からはなし)1人に、 『言いたい事を話して下さい』 と促されて、十数年間の出来事をざっと話し、この5年ほどの間が特に辛かったこと、子どもに影響(不登校や父親を無視)が出始めているのに気が付き、これは精神的なDVで、モラルハラスメントというものに当てはまっていることにも気が付き、ムスメへの暴力(しかも外出先で)があったため、このままでは3人とも、特にワタシとムスメがダメになってしまうと感じたため、引越した事を話した。 夫の家族と今後係わり合いになりなくない(特にムスメに負担がかかる)ので、戸籍上でもきちんと離婚して別れたいのだということも素直に話した。 『うつ病だとうかがっていたのですが、話の順序も前後したりしませんし、しっかりしていらっしゃいますね』 と言われた。 もちろん、強い頓服薬を飲んできていますし、調停や弁護士の先生にお話する前に、女性相談センターやカウンセリングなどで同じ話を何度もしてきたので、自分の意見がまとまってきたのだと思います。 虚偽の診断書だと思われてしまうのだろうか、と涙が出てきたが、言わなければわかってもらえないのだから、と思ったとおりに話した。 30分間の質疑応答の後、夫の調査のため、別室で待機。 引越しの際、一緒に持ってきてしまった夫の生命保険証書や、家電の部品・説明書、ムスメが描いた絵を調停調査員さんに託した。 夫の調査が終わり、再び調停の部屋へ。 夫は離婚を全く考えていない。 反省しているから、何年かかってもいいから、また3人で暮らしたい。 どうしたら妻の病気を治してあげることができるか知りたい。 と繰り返していたらしい。 調査員さん曰く、 『全面降伏でしたよ』 と。 でも、それは全く、"全面降伏"ではありません。と訴えた。 夫と物理的に離れる事が出来て、ワタシの体調は安定しつつある。薬も減らしてもらえるようになってきた。 ムスメの不登校に、真正面からムスメと向き合い、何時間も話し、ぶつかりあう気力が持てた。 ムスメも元気に学校へ通えるようになった。 それでも、夫からのメールが届いた音がすると、ワタシもムスメもビクビクする。 今まですぐに返信しないと、帰宅した父親が不機嫌にからんできた経験があるから、ムスメは無表情のまま、すぐに返信する。 一度、ムスメが保育園の時に夫が怒鳴った時、そのまま我慢せずに言い返し、言い合いになった時、ムスメが泣きながら夫に殴りかかって行ったことがあった。 ムスメも小さいのに、ずっと我慢していたのだと思う。 あんな思いをもうさせたくない。 夫は反省、頑張ると言っていたそうだけれど、今回の原因について理解しているとはとても思えない。 45歳を過ぎた男が、自分の性格をそうそう治せるとは思えない。 本気で変わろうとしているのなら、自分でカウンセリングでも何でも調べて行くのではありませんか? 『じゃあ、カウンセリングへ通って、変わっていると感じたら、また一緒に暮らすのですね?』 調停では、大抵元の鞘へ収めようとするとは聞いていた。 ああ、本当にそうなのだな、と半分諦めそうになるけれど、ここで『はい』と返事をするつもりは微塵もない。 『戸籍上で夫であり続け、いつ、何かされるのではないか。夫の兄弟のトラブルにワタシやムスメが巻き込まれるのではないか、何かあれば"どうしたらいいんだ"と頼ってこられる不安を取り除きたいから、きちんと離婚をしたいのです。夫が本当に変わるのを確認できるまで不安な気持ちで生活するのは苦痛なのです』 『ワタシは、仕事ができる程度まで、うつ病を治して、またフルタイムで働きながらムスメと暮らしたいのです。夫からの婚姻費や養育費が希望より数万円高くなったとしても、それだけでは生活できません。出来ないのなら、母子家庭への福祉を受けながら早くうつ病を回復して、福祉の援助を受けずに生活できるようになりたいのです』 貯蓄額についても、正直に話した。 夫と共同名義のマンションのローン残額、夫が独身時代から持っている証券会社や銀行にある預金のことも、姑の交通事故死の示談金もそのまま持っていることも。。。 夫は、自分の財産について全く話していなかったらしい。 マンションのローンが大変だ、と訴えていて、これだけの住宅ローンを払いながら、妻が希望する婚姻費を払うのはとても頑張っているのだということを、繰り返していたという。 ワタシは財産分与は希望していない。 共有名義のマンションも、夫一人の名義に変更してもらって構わない。 結局、お互いもう一度よく考えてもらいましょう、とのことで、次の調停は1ヵ月後。 待ち時間を入れて、約2時間。 雪が降る中、予想以上に時間がかかって帰宅。 翌日は。。。見事に丸一日寝込んでしまいました。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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