|
テーマ:心の病気と育児(229)
カテゴリ:子どものこと・学校のこと
転校してからも、やはりちょっと前の学校からの不登校がずるずる続いてしまっていたムスメ。
前の学校では、担任に相談したときにこんなことを言われました。 ・担任の先生が嫌い。 ・勉強が嫌い。 ・お友達と何かトラブルがあった。 の、3つが大きな不登校の原因といわれているけれど、ムスメさんは学校に来ればしっかりしていて、私が叱る事もほとんどない。 授業中も手を挙げて発言しているし、学校に事さえできれば、学校では何の問題もないお子さんですよ、と。。。 つまり、家庭に、家族に問題があるから、ムスメは家から出ようとしない。 きっとそう言いたかったんだろうと思った。 で、転校して。。。今の担任の先生も同じ事を言う。 転校初日にすぐまわりの子達と仲良く遊んでいるし、授業中に発言するし、担任にもいろいろ話をしてくれる(家で飼っているインコの事とか)、しっかりした子です、と。 ただ、『叱られる』という事になれていないように思えます。 それから、嫌な事があった時に、自分の気持ちを言葉にして相手にわかってもらうという事が大事なことだと思っていないようです。 と付け加えてくれた。 ワタシは、今までどうやってきただろう? "叩かない""怒鳴らない"・・・余程の事がない限り、こういう事はしないと決めている>自分自身がそうやって育てられて嫌な思いをしてきたから。 "なぜ、いけない事なのか""それをしたら、どうなるか""自分がされたらどう思う?"等々、話して聞かせるようにしてきた。 身体を張って、ぶつかり合うような叱り方を、今までしていなかった。 ワタシ自身がすぐに寝込んだり、横になってしまっている状態で、そこまでする気力もなかったのだろうと思う。 話して言い聞かせてきたつもり、だった。 けれども、その時、ムスメとワタシは身体も向き合っていただろうか? ムスメが拒否する姿勢をしているのを、向き合わせずにただただ話し、ムスメはワタシが話し終わる時が来るのを待っていただけではなかっただろうか? これじゃ、ワタシが子どもの時に怒鳴られていた時と同じだ。 叩かれ、殴られ、怒鳴られて、父親が怖くて身体をこわばらせて、父親の怒りが収まるのをじっと待ち続けていたのと同じだ。 夫が、ムスメに『なんで学校へ行かないんだ!学校にいかないヤツなんて、おかしいぞ!』『お前が男だったら、ぶっとばしているぞ!』『じゃあ、もう勝手にしろ!』『うるさい!泣くなっ!』等々、同じ事をしているのを見て、 『怒鳴らないで!』『きちんと話をして!』と、止めに入ったのは間違ってはいなかったと思うけれど、その後、ムスメを落ち着かせる事しかできなかった。 きちんと身体をココロを向き合わせて『叱る』ことができるのは、ワタシしかいない。 『怒鳴って威嚇して、恐れさせて言う事を聞かせる』のではなく、『叱る』こと。 そして、『どうせ、こんな事言っても無駄だろう』と、思いを言葉に出せずにいるムスメに、少しずつでもいいから気持ちを言葉に出せるように、手助けをしよう。 ワタシは、ムスメが"手のかからない、いい子"だから好きなのではない。 手がかかっても、困らせることがあっても、ワタシがムスメを大好きなのは変わりない。 何日も、何時間も担任や、ムスメと3人で話した。 ムスメは、嫌われたり、怒鳴られたりしないのなら、きちんと叱って欲しかったのだ。 保育園から今まで、夫の親の事情で休みの日も休みらしい過ごし方をさせてもらえず、寂しかったのだ。 夫のいる休日は、掃除機をかけると怒鳴られるし、洗濯物を干していると 『いつ買い物に行くんだ?駐車場が混む時間になったら行かないぞ』 と言われるから、土曜日は朝から洗濯をして、できるだけの掃除をして、お昼を食べさせると公園に一緒に行く力もなく、眠ってしまった。 その間、ムスメは本を読んだり、ビデオを見たり、同じマンションのお友達が家族と出かけていく様子を見ていたらしい。 引っ越してからの、今は? ママといろんなところにおでかけできるのは、楽しい。 前の学校で仲良しだったお友達と遊べなくなって寂しい。 毎日一緒に遊べる仲良しのお友達ができたら、もっと楽しい。 おでかけして、帰る時間が遅くなっちゃったり、パパから何度も『今、どこだ?』『今、何してる?』『何時に帰ってくる?』『何時だと思ってるんだ』『ドアをロックしておくぞ』っていうメールがこなくなってよかった。 ママとおでかけして帰ると、パパとママが嫌な風になっていてつまんなかったのがなくて、いい。 仲良くなったら、お友達ともどこかにおでかけしたい。 それならば、 ・原則的に、ムスメが休みの時はワタシだけが家事に専念しない。 ・休日は、2人ともちゃんとお休みしよう。 (ムスメが習い事をしたくなったり、高学年になって友達と遊ぶようになったら変わるかもしれないけれど) そのためにハハができることは、 ・ムスメが学校へ行っている間にワタシはしっかり休んでおこう。 ・お風呂に入ったらすぐ、残り湯で洗濯機を回しておく。 ・洗濯物を干すのは、次の日。ムスメにも手伝ってもらう。 ・鳥カゴを掃除した時、そのまま床もざっと掃除機をかける。 ・食器洗いは、朝・夕の分をまとめて洗う。 ・夜中にパソコンに向かわない。 ムスメととことん向き合うには、気力と体力が欠かせない。 一方的に"叱る"だけではなく、ムスメが自分で考えて答えを出して、気持ちを言葉に出していけるようにするために。 これからの調停も、気力と体力が必要。 休めるときにしっかり休んで、薬を飲んで・・・完治はできなくても、薬を飲みながらでもムスメととことん向き合って、叱るところは叱れる力をつけよう。 夫からのメールに、いちいちきちんと返事をするのは止めよう。 返事を送ったところで、夫はその文章を理解しようとしていないし、ワタシがそこまで夫の面倒を見る必要なんて、ない。 ここでも面倒を見て、事細かに返事を返したりしていたら、夫のためにもならない。 わからない事は、すぐに人に聞かないで自分で調べて考えなさい>夫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.20 10:35:54
コメント(0) | コメントを書く |