亀井には申し訳ないけど、
あそこで打つとは思わなかった。
…メチャメチャ嬉しいけどね。

それにしても改めて感じたのは、
巨人はホームランのチームだね。
なんか薬でも飲んだみたいな感じ。

ガッツが一発を放った後、
毎度のごとくし～んとしてた打線が、
７回、慎之助と坂本の連打でようやく火付け。

ところが簡単に２死、またダメかと思ったが、
まずは由伸の３ラン、バースデーアーチ。
これがとにかく大きかった。大げさに言えば、
息を吹き返す音が聞こえるぐらい。

そして亀井。はじめにも書いたけど、
まさか同点になる一発をここで打つとは。
亀井が腐らずに努力してきた証でもあり、
不調の谷を代えて使った原監督の采配が、
当たったという事にもなるんでしょう。

最後はガッツ。これはもう「巧」としか。
あのインコースのカットボールを、
ライトスタンドに切れずに持っていけるのは、
プロ野球選手でもほとんどいないでしょう。
東京ドームがまさに狂喜乱舞した瞬間でした。

ただ、試合展開は相変わらずの苦しい展開で、
金刃が５回５失点。内容としても、
良いイニングと悪いイニング、
良いボールと悪いボールがはっきり。
球数も５回で１００球超は多すぎる。

ただ、自身開幕戦、今季初登板で、
いきなりの苦しい状況だったというのは、
多少考慮しなくてはいけないけど。

西村は今までの不調がウソのような好投。
ただ、ビハインドゲームでは良くても、
リードや同点の状況でこうじゃないと。
ま、西村の場合は昔からそうなんだけど。
これではセットアップが任せられない。

豊田はいきなりのヒットは良くないけど、
その後は落ち着いたピッチング。
イヤな森野をどう抑えるかなと思ったけど、
フォークが良く落ちてました。

クルーンは昨日投げておいたのが良かったね。
おばあさんが亡くなられたのもあったのか、
昨日はかなり力が入ってた感じだったけど、
今日はコントロールもまずまずでした。

とりあえずこれで明日以降は
多少落ち着いて戦えるんではないでしょうか。
まずは阪神との３連戦を最低でも
勝ち越して波に乗りたいところです。

それにしても今日の試合、
１－５から一挙に６－５になりましたけど、
今の巨人がちょうど１勝５敗。
来週の今頃には６勝５敗に…なるかな？