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カテゴリ:巨人
慎之助がFA宣言せずに複数年契約で残留という事になりました。これは日本一、アジア一と同じぐらいのグッドニュースです。
忘れもしない7年前、日本一の2日後に松井がFA宣言。今でもあの時の衝撃は忘れられません。当時のマスコミ報道の方向からも、まさかFAすると思ってませんでしたから「仕方ない」と自分を納得させるのに必死でした。 まぁ、さすがにあの時と今を比べるのも違うのかもしれませんが。 今の巨人は慎之助のチームです。ガッツやラミちゃんの素晴らしさは今更言うまでもありませんが、生え抜きスターの慎之助なくして、今の巨人は有り得ません。 詳しい契約は今後詰めていくようですが、複数年契約ですからフロントもかなり高い評価をしたと思われます。小笠原や由伸同様、4年程度の長期契約になるのでは無いでしょうか。 一方で尚成の方はまだ結論が出ていないようです。少なくとも表向きには。 巨人に残るか、夢のメジャー挑戦かの二者択一ではあるようですが、そこには本当の自分への評価を聞きたいというのがあるようです。 高い評価をしてくれれば巨人を出る理由は無いと尚成自身も言っていますが、一方で評価が低ければ夢のメジャー挑戦も、という事のようです。 実際、今季10勝6敗という成績でしたが、シーズン中も原監督が早めの交代をするなど、ファンも含めて信頼を勝ち得ているとは言い難い部分は確かにあります。 チームとしてシビアな話をすると、前述の慎之助は主将・捕手・打者全てにおいて、多少金額を積んでも絶対に残ってもらわないと困る選手。 尚成は、経験豊富でローテも一年守れて投手陣のまとめ役である大事な選手なのは間違いないのですが、評価以上の金額を提示して契約をするというような事は出来ないのが現実だと思います。 また年齢的には大ベテランの域に入る尚成が仮にメジャー挑戦となった場合、枠が空くことで深田や辻内のような若い先発投手を育てるチャンスが出てきたり、年俸が抑えられたりなど、球団にとってみれば「それならそれで」という部分もあるでしょう。 ですからフロントとしては尚成に対して通常範囲内の金額で残ってくれるならそれがベストであるが、過大な評価は出来ないというのが正直なところだと思います。 勿論推測ですが。 尚成にとっての「夢のメジャー」は今、左腕不足と言われています。40歳の高橋建を獲得するぐらいですから、挑戦したいと思うのも無理はありません。 ですが、世界的な不況の中、獲得する球団が表れるかどうか、どのぐらいの金額を取れる評価を得ているのかは不明瞭です。 尚成は「言えることは巨人が好きだということ」と話していたようですし、清武球団代表も以前「巨人でやりたいという人を」というような事も言っていましたので、両者にとって残留がベストの選択であることは間違いありません。 尚成が理想と現実の狭間でどのような選択を選ぶのか注目です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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