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昨日も書きました津波の話。海の無い長野県民にとって津波というものの怖さはテレビで見る以外に知る由はありません。
昨日は17年ぶりとなる大津波警報が発令され、最大で3mの津波が到達するといわれていましたが、結果的には最大で1.2mという観測でした。 ただ、1.2mでも大きな津波ですし、備えあれば憂い無しで、3m来るかもしれなかったのが来なかったんだから良かった。 …と思うのが普通なのかなと思っていたら、どうやら政府のお偉いさんが過大予測だったと謝っちゃったようで。 これは今の日本の縮図ですよ。とりあえず間違えたら謝っておく。謝らないと後で面倒くさい事になるから。 発言の中身を聞いてみると、日本が予測するデータには他国での観測データは参考にしていなかったという事らしいですが、それはまた別の話でしょう。 仮に他の国の観測データを参考にしても違う予測が出たかもしれないし、逆に過小予測になって大きなのが来るほうがよっぽど問題なわけで。 どう見ても謝るべき事には思えない。こういう時は考えられる最悪の数値を出しておくというのが常識なんだろうと僕は思っていたし。 それこそ大津波警報を出しているのに避難しないとかサーフィンやってるとか、第一波を見た後すぐ家に帰るようなヤツの方がよっぽどダメですよ。 無論、出来るだけ正確な予測データを出してもらいたいのは間違いないですよ。地震が来るって言ってたのに誤報ってのは困ります。 ただ、誤報と過大予測は全然違いますからね。来るものは来てるわけだから。誤報だったら謝らなきゃいけないけど。 過大に予測したものが過小になった場合は謝るのでは無くて状況説明で良いと思いますけどね。 ミスの大きさにかかわらず、批判されるのを怖がって、すぐに謝る今の日本。イヤな世の中になっちゃいました。 ま、自分もそんな日本人の一人ですけど。間違えたらすぐ謝っちゃう。だって後が怖いから(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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