エリーさんのすね毛

娘と向き合うということは娘の言いなりになるわけではないけれど

娘と向き合うと決めた以上、自分は二の次、自分を殺さないとならない。




私は日本酒（純米酒）が好きだ。大好きだ！

前は浴びるほど呑んでいたけれど、いつからだろう。

300mlも呑むと悪酔いするようになり、300から200、200から150、120と

どんどん呑む量が減り、

呑まないでいられなかったアル中のような私が、

呑まなくてもいられるようになり、しだいに買わなくなっていった。

だけどそれは呑めないのではなく、呑まないのであって

大好きな日本酒が大嫌いになったわけではない。

呑むと娘の雛子があからさまに嫌な顔をすることもあって

呑めなくなったというのもある。




12日はね、50ml呑んだところで雛子に見つかって口論になったのさ！

　雛　『なんで呑むの！？』

　私　『酔いたいから・・』

　雛　『50mlで酔えるの？』

　私　『酔えないよ～（笑）』

　雛　『それならなんで呑むの！？（怒）』

　私　『美味しいから』

　雛　『癌リスクが高いって知っているのになんで呑むかな～』

　私　『もう癌じゃないし。治ったから』

　雛　『治ったの！？　いつ！？』

　雛　『癌患者はずっと癌患者でしょ』

　私　『・・・・・』

　雛　『ママの事わからないよ。何故、呑むのかわからない！』

　雛　『もういいよ。雛も好きにするから』

　雛　『ママがお酒やめないから雛も外に出ない。なんで行きたくもないところに

　　　雛だけが我慢して行かないとならないの？　ママは自由にしているのに？』

　私　『自由なんてないじゃない。どこにも行けないんだし！ 雛も同じだけど・・』

　私　『雛は毎日の外出、いやいや出ていたってこと？』

　雛　『そうだよ！　雛はどこにも行きたくないんだってばー！！』

　私　『あっそ。じゃ、ママは自由にするよ。』

　雛　『どこに行くのさ』

　私　『街へ行きたい！』

　雛　『ひとりでかい。雛がいたらいやなの？』

　私　『雛と一緒だったら楽しいよ。同じものを見て、同じものを食べて

　　　ひとりよりふたりのほうが楽しいよ。』

　雛　『だけど、いやいや行く雛子と一緒より一人のほうがゆっくり見れるでしょう』

　私　『まぁ・・そうだね。』

　雛　『それならママ一人の方がいいね』

　私　『そうか。それなら街より先に歯医者だわ！　いまから歯医者に行ってくる！』

　雛　『それはダメ！！！！』ヽ(`Д´)ﾉ



一語一句、まったく同じではないけれど、こんな感じで口論したのですよ。

最後はお互いで呆れまくって話しは終了！





そして今日はなんか元気の無い雛子に、いつも以上に気を遣っている自分がいて

朝一から左膝の皿は痛いは、左耳に激痛はあるは、

雛子は雛子で、

『今日一日、何も手につかなかった。お風呂にも入れない。昨日も入っていないのに・・』

と。(´・д・`)　

ちょうど生理期間中でもあるから心もいつも以上に不安定なのかもしれない。





今日は、『毎日、いやいやながら出かけている』と言った雛子なのに、

日の陽射しを浴びたいからと言って、ふたりで近所の公園まで散歩しに行ったんだ。

いつもならね、ブランコに乗りながら空を見上げて色々話すのだけれど

今日は雛子だけブランコに座って、私だけが空を見上げていたよ。

空を見つめていると心が和むんだ。自然っていいよね。力が湧いてくる～！





雛子は何も楽しいことがないんだって！！

『楽しいと思って始めるゲームも時間が経つとそれは義務になってツライ』

という。

やらなければいけない、

終わらせないとならない、ということに苦しくなるそうです。

だから何も楽しめない、という。

サッカーは大好きで、このまえの試合も二人で観たよ★

サッカーは大好きなのに、楽しいことがないなんて・・・よね




なんか・・・

雛子の言いなりになるな、とか

修復した関係を壊しちゃったほうがいいとか、外野はそう言うけれど

ちょっとの口論でこれですよ。(´・д・`)　

これは言いなりじゃないよ。雛子には時間が必要。待っていたらダメなのか





雛子のこともそうだけれど、私個人のことであり、

雛子との今後の生活のことでもある、大きな悩みができちゃったよ。(ﾉД`)

どうしたらいいのか本当にわからない。

『５年は居るけれど１０年は居ない』

義姉の言葉。

考えられない。考えたくない。どうしたらいいのかわからない。初めての経験だよ。

ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡うぇぇん




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