エリーさんのすね毛

声を荒げる雛子。
暴れはしないけれど、行かせないよう泣き叫ぶ雛子の声を
私は背中の向こうに聴きながら博子さん（義姉）に急かされながら家を出ました！！！




雛子(hinako)は、すぐに私の後を追いたいと博子さんに訴えたそうです。

防寒具などの行く用意をしてくるから待っていてと言われ・・・、

そこらへんの記憶は曖昧で、

雛子は自分の準備をし終わってすぐに外玄関の前で待っていたらしい。

外に居るとは思っていなかった博子さんは、

居るはずの部屋に居ない雛子に慌てて各部屋を猛ダッシュで探したらしい！〔ﾟДﾟ〕

当の雛子も伯母が来るのが遅いと思いつつ・・

来るまで家の前の雪かきをして待っていようと雪かきを始めてしまった。

そうとは知らない博子さんはかなり焦りまくって各階を探していたようです！！！

＊一度 発作を起こすと雛子は言葉も発さないし、何をするかわからないという。



外で雪かきをしていた雛子もさすがに伯母が来るのが遅いと思い、

玄関の扉を開けて中へ入るとーーー

『雛ちゃん！どこにいるの～！！！！』　

という、かなり焦りまくった伯母の声が聴こえてきたそうです。




ふたり一緒に外に出て、雛子が雪かきを始めたことに

今度は雪かきをしながら私の帰りを待っていようという話しになり、

博子さんは融雪機を始動させてしまった！ヽ〔ﾟДﾟ〕丿

ここでも問題が。

雛子からするとーーー、

一度、融雪機を開けると雪が融けるまで時間がかかる。止めるに止められない。

やめられない、どうしよう～　になるらしい。

私が居ないということに落ち着いていた雛子もそこでまた小さな発作を起こしたそう。

その場にうずくまってしまったらしい。

結局は、雪かきも途中で、やっぱり私を迎えに歯科医院まで

帽子も被らずにふたりで息を切らせながらやってきたという。(´д｀)(´д｀)




２４日の午前中。

歯科診療を終えて院長先生に今後の治療方法などの確認をして

待合室に行ったらーーー

長い髪の毛と眼鏡を濡らした雛子が青ざめながら朦朧としてそこに座っていて

博子さんも顔を真っ赤にしながら髪も濡れていて・・・

私は小さな声で雛子に、『くすり飲んだの？』　と訊いた。

雛子と博子さんが『飲んでない』　と言った。

待合室には４名はいたかな。大人ばかり、待っている人がいた。

あとから雛子から聴いた話しでは、変な目で見られたそう。（そう思ってるだけかも）

２４日の歯科診療。行くときは１人で帰りは３人。賑やかな歯科通院。

雛子からしたら心は荒ぶり穏やかではない！散々な母親の歯科診療ですが。(´Д`|||)






帰宅後に色々と話したの。

雛子はパニック発作中のことは覚えていないという。

覚えていられるときとそうでないときがあって、自分の中にもう一人の自分がいるような

自分が「ふたり」いるように感じるとも言っていた。

もうひとりの自分に名前を付けようとするから

それは止めさせた。雛子のなかに別人格がいたってなんだって雛子は雛子だから。




歯科通院。私はまだ入れ歯の調整があるけれど

それが終わったら今度は雛子自身の歯科診療に入るわけですよ。

本人は『もう痛くないから』と言って行かなくてもいいように言うけれど

逃がさないよ！！！

悪いところは早くに死滅させなきゃ！！！

延ばせば延ばすだけ菌も繁殖するし、治療代も嵩むし、本人だって辛いはずなんだし★

雛子自身も言っていることだけど、

逃げちゃだめなんだよね。どんなことにも立ち向かわないと！！！

ｐ(*^-^*)ｑ がんばっ♪

心の病気をを持っている人に『ガンバレ』はよくないと言うけれど

雛子は、気にしないという。

雛子自身もよく自分に向けて「がんばれ～」と言っている。

毎日毎日、何かしら頑張っている雛子です。



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