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カテゴリ:マイチョウでの日々
日曜日の午後は何も予定が無かったから、久しぶりに家政婦のフレワインにコーヒーを入れてもらいながら、ゆっくり話しをした。
フレワインは仕事が雑だ。 でも、頑張ってはいる。 新しく教えたことを、ちゃんと一月以上続けた事がない。 俺が言ったから条件反射的にその通りするだけで、ちゃんと意味を考えてないからだ。でも振り返ってみると、大分色々やるようになった気もする。 机の上なんかに投げっぱなしてある、お金や物が無くなった事はない。 彼女が鍵をなくした事は数回あるが。 偶に、シャワーを勝手に使ってたりする。 でも悪気は無い。 まあ彼女は、そんないかにもアフリカ的な人だ。 今25才くらいで、中学に来年入れる。 遠い親戚に、5才くらいになる息子を預けているのは知ってるが、あまりお互いその事は話さない。 そんな彼女に、 4ヵ月半後、自分が居なくなった後、どうするのか考えているのか? もし考えてないなら、考えといた方が良い。 と、ずっと気になってた事を切り出してみた。 売春婦まがいな時期を乗り越え、まともな人生を歩もうとしてる彼女をサポートするってのが、そもそも雇った理由だし、退職金として各月お金を少し(月:50birr[600円])づつ積み立てても来てるから、やっぱり知っておきたい。少なくとも、職業訓練校を卒業(高校卒業と同じ時間がかかる)まで勉強して欲しいけど、自分がスポンサーになるってのは難しいってのが、自分の意見。 どうやら彼女は、彼女なりに考えていたらしく、 「ドバイに家政婦として働きに行きたい!」 と直ぐ返事が返ってきた。 ドバイやサウジへ、エチオピアから出稼ぎに行くのは典型的なケース。 男なら建築現場、女なら家政婦ってのが9割方。 一般的には、10倍近くの給料がもらえると言われている。 特に女性に関しては、「ジャパ行きさん」と同じような話を聞いたことがあったので、絶対反対しようとしたら、 「今はETH政府が職を斡旋していて、人権は保障されている」 との事。 どんなもんか判らないが、闇に比べれば全然ましだろう。 でも、 「10,000ブル(約11万)かかる」 らしい。。。 確かにここにいても仕事ないし、出稼ぎに行くのは現実的な方向だよなって思うけど、自分は聖人じゃないし、11万は払ってあげられん!!! 人生は、どこでも大変だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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