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カテゴリ:日本旅行
2日目は、
笠間から50号線を30分ほど東へ行ったところにある 水戸へ。 ここはただいま、篤姫にどっぷりはまっているわたしにとって 今回の旅の目的地でありました。 梅祭り(2月中旬~3月31日)の行われている偕楽園は 篤姫と同じ時代に生きた、9代水戸藩主の徳川斉昭公が、 民と偕(とも)に楽しむための施設 として創設した公園。 園内には約3千本の梅の木があるそうで、 金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに 日本三公園のひとつに数えられている公園であり、 梅の名所であります。 偕楽園は、今のメインゲート東門からではなく、 本来、北側にある表門から入ってこそその魅力を十二分に 味わうことができると言われていて、 表門の小さな木戸を入ると孟宗の竹林が迎えてくれ、 幽遠静寂な小道をしばらく行くと好文亭に至り、 景色がだんだんと色付いてきます。 好文亭3階の楽寿楼に上がると、 視界がぱっと開けて階下の梅林やその先の仙波湖など 艶やかな世界を見渡すことができます。 この陰陽、明暗の世界を味わってこそ、 偕楽園の素晴らしさがわかると言われています。 残念ながら、梅はほとんど散ってしまっていましたが、 この梅の木が満開の時はさぞや雅な世界であったろうな~ と容易に想像できる、素晴らしい庭園でした。 好文亭は当時藩主やその奥方が慰安のため 宿泊なさっていたそうで、 あの篤姫のドラマと同じような世界が このお屋敷でひろがっていたのかと思うと、 そこの眺めをより一層楽しむことができたのでした。 お庭にも感動いたしましたが、 お隣の、徳川光圀公と徳川斉昭公がご祭神の 常盤神社(↓)、境内には 本物の大日本史(402巻)やペリー来航時の大砲などを 見、触ることができる義烈館という展示所があり、 外で猿回しの御姉さんが子供たちの気を引いてくれている間、 狭くて暗く誰一人いない館内で、ひとり感動に浸ったのでした。 篤姫のおかげで有意義で充実の一時を過ごすことができました。 水戸では銘菓 「水戸の梅」 と、「チョコ納豆」 を買い、 翌日は大洗海岸へ^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.26 12:50:45
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