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カテゴリ:海外通信・フライトLOG
今日はわたしの誕生日だったけれど、
夫が友人達を新年会に招いていて、 朝から客を迎える準備に忙しく、 前菜から終わりのデザートまで おしゃべりの合間に、 頭の中は次の用意のことでいっぱいで、 誕生日を味わうというよりは、 せわしく過ぎ去っていった一日でした。 今日の新年会の予定が決まってから 夫とわたしの献立が対立しあい、 今日の今日までチキンの付け合せは タマネギとパプリカか、 ポテトにするのか、 で議論がつづきました。 結局、パプリカを準備し始めたわたしの横で 夫がじゃが芋をむきはじめたので、 「じゃあ、勝手にやって。」 ということになり、 ぜ~んぶ夫にまかせることに。 できたメインはこれ。 そしてこれ。 結局どちらも作っていました。 南仏に(というかフランス全土に)、 ハーブドプロバンスというふりかけるだけで 南仏ふう料理になる万能香味があって、 それをたくさん使ったグリルとフライパンでやいたチキン。 グリルはポテトと一緒に、 フライパンのほうは先に野菜をいため味付けし、 その後、焼き目をつけた手羽元をワインとオレンジジュースで 蒸したもの。 ハーブのおかげか(?)どちらも客に好評でした。 しかし、 いつも客を迎えるときはインスピレーションで料理を する我が夫。 今日も初めてつくるメニューで、 6人もの客を迎えるのだから、 内心ひやひやの妻なのでした。 (案の定ひとつ失敗したし・・・) チキンの出来上がりとその結果報告、 ぐらいから、 気が休まり、 会を楽しむことができました。 フランスで新年に食べるという ガレット ド ロワ (La Galette des Rois) 名前の由来は、 新約聖書にでてくる、 the 3 kings(東方の三博士。フランス語でキング=ロワ)が 1月6日にキリストの誕生を祝うためにやってきたことに ちなんでつけられたようです。 このお菓子の中には、ちいさな人形が入っていて、 切り分けて、中にその人形が入っていたら 当った人はその日一日王様になれる、 という遊びつきで、 今日の王様はこのひとでした。^^ 王冠を大そう気に入って、 チョコをひとりじめするなど、 王様ぶりも立派。 みんながちやほやするので いつまでも王冠をはずさない王様でした。 やれやれ、今年は上手くいったけれど 夫よ、 来年の料理はちゃんと計量してくれ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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