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《感動した事》 去年、病気で退職した人と会って話した。 病気の存在がわかった時は、あまりのショックで体も心もかなり辛そうだった。 でも、毎月病院へ通い、一年以上、抗がん剤の副作用に耐え治療に専念していた。 この夏は、食欲や味覚がなくなり義務のように食べながら、 3ヶ月間ほとんど寝て過ごしていて、 『副作用で日常の生活もままならない上に、病巣本体はあまり変化ないのなら、 何のための薬だろう?』と考え続けて、 『病気を老化のひとつと考えて受け入れよう。』と決心し 担当医と相談して薬をやめたら、2~3日後には食事も美味しく体も楽になったそうだ。 さぞ辛い毎日だったのだろう、約束の場所で出会った最初に、 「また会えて嬉しい。出て来れて嬉しい。」と泣いていた。 勿論、今後も通院して様子を見ながらやっていくそうだが、 優しく大人しく自己主張もしなかった人が、病気と向き合い自分の命について考え、 心が強く強くなっている事に感動した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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