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カテゴリ:針仕事
亡くなった母の着物を、少しずつ出しては仕立て直しを頼んで自分サイズに直したが、 喪服はずーっと仕舞い込んだままだった。 6月に出してみたら、襦袢は茶色のシミが出ていたし着物には汚れが浮いていた。 そこで、どうすべきか相談しようと悉皆屋さんに持って行ったら、 「正絹の襦袢のシミは取れないから、染めて普段着の襦袢にするか、 自分でダイロンや紅茶で染めたりして服に直したら? 着物はヘラ跡が残らなければお嬢さんのに直せば良いけど、 跡が残ったら仕立て直しも難しいから、洋服にするかなぁ? どちらにしても、ほどきに出したらお金かかるから自分でほどいて、また持って来てね。」 と言われた。 この悉皆屋さん、店主が同世代で頼みやすいので、最近何度かお世話になっているが、 毎度儲ける気のない返事ばかりしてくる人なのだ。 ともあれ、宿題を出された気分で「ほどかなくちゃ!」と思いつつも、 猛暑を言い訳に箪笥から出したままで放置していた。 でも最近、作りたい物の構想がワクワクと膨らんできているので、 「こちらを先に片づけてから、好きな物を作れ!」と自分に言い聞かせ 4日かけて今日やっと終了。 やった~~~ でも、目が疲れた~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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