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きのう動物園に行ったのは、この「御臺人形(おだい人形)」を見る為。 池田動物園内の民族館に展示されていた。 係の人によると、天皇陛下の姉厚子さまが、故池田隆政さん(旧岡山藩主の子孫)との ご成婚時に持参したものだ。 ひとつひとつのお人形は、幼い頃の厚子さまの顔に似せて作られており、 父母の昭和天皇・香淳皇后や、皇族の方々から送られた物で、 台ごとに飾られている植物や縁起物が違っていて、 厚子さまの成長を祈って作られていたことが分かる。 誕生後に発注して、2歳から宮中で飾られていた。 一番下の段の左側、こいのぼりのある台は、平成天皇の物であったが、 厚子さまがご成婚時にご自分の人形を贈られたそうだ。 この人形の飾り方は平安のころからと思われ、 江戸時代の雛人形のもとになったのではないかと言う事だった。 お人形も毛せんも80年以上経つものなのに、日焼けや傷みはなくて見応えがあり、 厚子さまが大切にされていたことがうかがえた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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