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8日の6時から同窓会。 昼過ぎに新幹線に乗り、1泊の予定で出かけた。 駅に着いたら、すぐホテルに荷物を置いて、会場となっているお店へ行ったら、 楽器の音が聞こえた。 数年前から、何人かで集まって同級生バンドを結成しているのは聞いていたが、 今回はそのメンバーを中心に他の人も集まった同窓会だった。 私が行くと、連絡をくれた友達以外は知らない人のように感じたが、 その人達は私の事を覚えてくれていて、「あの小さかった○○さんやろ? 大きいね!」 などと言われた。 今の私は、同年代では背の高い方かもしれないが、 当時の私は、クラスでは前から1番目か2番目の位置にいるチビだった。 その点が記憶に残っていたのだろうが、こちらは全く覚えてなくて、 本当に申し訳ない気持ちだった。 すぐに楽器を出して、初見で吹けるような曲を選んでくれたので、合奏に混ぜてもらった。 初めてフルートを手にしたのが、この人達と一緒だったのだと思うと感慨深く、 また、ずっと連絡しあってくれた友達と一緒に、再びフルートを吹けたことが嬉しくて、 ウルウルしてしまった。 同窓会が始まって、食事しながらみんなの話しを聞いていたら、 小学校1年生の時同じクラスだったことが分かった人とか、 集団下校して女子を守るため、部活の帰り道が同じで毎日送ってくれていた男子だとか、 自分では思い出せないことが色々あった。 まるで、倉敷に来るまでの記憶が薄れて消えて行ったのを裏書きしてもらったような、 暖かい気持ちになれた。 当時、全然吹けない私を、マンツーマンで指導してくれた恐い先輩がいて、 私はとてもビビッていたのだが、同窓会の後、その先輩にも会わせてもらえて、 ビビッていた事を告げてみんなで笑い、嫌な思い出が良いものに変わった。 みんな「また吹きにおいで。」と誘ってくれるし、 友達とは「フルートアンサンブルしよう」と約束した。 途中、子育て中は休んだりしたけれど、細々とでもフルートを続けてきて良かった・・・ と強く思えた日だった。 翌日は、前日に先ず行くつもりだったが大雨で諦めた母のお墓へ行き、 近況報告をしてから、父に会いに行った。 父は92歳になり、少し弱ったようでもあったが、年相応には元気そうな顔だったので、 安心して帰った。 久しぶりに一人で遠出したら、色々便利になっていてビックリしたが、 使い方に戸惑うことも数回あり、その都度「勉強になるわ~」と思い、 また、自分が衰えていることにも気づいた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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