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テーマ:「継母」奮闘記(289)
カテゴリ:今日の継子さん
今日、旦那が風邪でダウンした。…と言っても、割とすぐに風邪をひいたり、
二日酔いでダウンするような人なので別に心配はしていないけど。鬼嫁? だるい~。だるい~。と連発する旦那。 「病院行って、薬貰ってから会社行くわ」 なんて言っていながら、12時が過ぎた。 「…あのさ、病院って、大概、12時で午前の受付終わって、午後は3時からだよ?」 私の突っ込みに、 「えぇ~!?」 …この世間知らずめ!って言うか、世間知らずを装って、最初から会社を休む積りだったのか? ともあれ、3時過ぎに病院へ行く事になった。その後買い物に行くというので、私とようも付いて行く。 買い物も終わり、家に帰ると5時半過ぎ。 見ると、きぬが下で遊んでいるようだったので、明日の時間割を揃える様に言うと、既に終わらせていた。 おぉぅ、偉い偉い。 それとも、義母さんに言われたか…? 「じゃ、連絡帳、読んでよ」 私の声に、「はーい!」と返事して二階までやって来るきぬ。 連絡帳を開き… 「1・2時間目…こくご。3時間目…さんすう。4時間目…せいかつ。…………しゅくだい…………」 時間割の所までは、教科を言う所で軽く詰まる程度だったのに、宿題で止まってしまった。 「うん?宿題は?」 旦那の問いに、間、髪を入れず、 「おんどく!」 私「連絡帳に書いてある通りに読もうよ。その前に、何か書いてあるじゃん?」 きぬ「(小声でボソボソ)」 旦那「あれ?ごめん、聞こえないよ。もう一回言って?」 きぬ「(小声でボソボソ)」 旦那「ごめん、聞こえないよ。もう一回言って?」 きぬ「ほ…のしょ…い…………」 旦那「読めないのか?」 きぬ「…」 旦那「ん?…どうした?」 きぬ「……よめない」 旦那「んー…、そうかそうか…」 連絡帳に書いてあったのは、 本のしょうかいカード おんどく1かい だった。 何度も読んでいる上、数も限られている教科名はなんとか読めるようだが、 宿題や、持ってくるもの等、決まっていない単語が出てくると読めなくなるようだ。 しかし、夏休みにようやく平仮名が読めるようになったとは言え、そこから進歩が無いきぬ。 「あのさ、毎日、本読んでる?」 私の問いに、 「…読んでない…」 旦那が、 「ダメだよぉ!毎日読みなさいって言ってるでしょう?いつまで経ってもちゃんと読めないよ?」 と言うと、きぬは無言で頷いた。 実はこの会話は今回が初めてではない。大体、月に一度は繰り返されている。 その度に、きぬは毎日本読みの課題を言い付けられているのだが…。 実行されないな~。旦那から義母さんにお願いした筈なのに。 まぁ、義母さんの言う事を素直に聞くきぬじゃないから、仕方ないのかなぁ? 旦那と相談して、旦那か私が必ず一日一回は本読みさせるようにした方が良いか? きぬは扱いが難しい。ちょっとでも厳しい口調で叱ると、萎縮して何も言わなくなってしまう。 優しく言えば、返事だけは良いものの、後には何も残らない。 とは言え、未だに単語さえも読めないのはやばいだろ。テストの時とか、どうするんだろう? 今は、イラストも多いので、問題文を読めなくても何とかなっているみたいだけど、 それでも、解答欄に『サクランボの絵で答えを表そう』と平仮名で書いてあったりすると、 その問題は全滅したりしている。 って言うか、明らかに学力が付いて行けてないような…。 えぇ~。普通学級、厳しいですか?…って感じだよね。 でも、旦那も義母さんも、通級であるにしても特殊クラスに行かせるのは絶対嫌らしい。 私などは、本人に無理させてもねぇ~。なんて思うのだけど、やはりそれは他人だからだろうか? でも。特殊クラスが嫌なら尚の事。真面目に勉強させろよ!と思うのは私だけですか? 授業を聞いてないらしいし、それなら家で勉強させないといけないよねぇ? 結果、遊ぶ時間が無くなるのは仕方ないと思うのですが。 それでも、遊びを優先させたがる義母。 理解不能だ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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