あーちゃん頑張るよ…

ようは、食いしん坊。
私も、食いしん坊。


おやつに生チョコを食べていた。
美味しい生チョコ。

ようは「おいちい！」と言いながら、生チョコを食べる。
私も、生チョコをパクつく。

ように沢山食べさせる気も無い(だって美味しいんだもん)ので、
ようが一個食べる間に私が二個食べるペースで。

ようは一生懸命チョコを食べながら、
そんな私を気が気でない様子で見守る。

旦那「お前、ようにも沢山食べさせてやれよ┐(´д｀)┌」
私「いや、ようは小さいから、いっぱい食べさせるのは良くないんだよ」
旦那「お前…＿|￣|○」

旦那は、そこで(￣ー￣)ﾆﾔﾘ。

私から生チョコを取り上げ、残っていた二個の生チョコを…
旦那「よう～。はい。はい。」
と。
私「ちょっと！返してよ！」
しかし、旦那とようの連合軍は手強い。

ようは、まだチョコの残っている口の中に更に一つ詰め込み、
手にも生チョコを握って、ニコニコ顔。

生チョコは、無くなってしまった。

…＿|￣|○

私は一計を案じた。

私「よう、あーん！」
口を大きく開き、ように顔を近づける。

いつものようなら、ここで手に持っている生チョコを私の口に入れる筈…。

しかし！

ようは、手に持っていた生チョコを、大急ぎで口に入れてしまった…！

旦那、爆笑。

旦那「こいつ、よっぽど美味しかったんだろうな。
　　　いつもなら、お前に食べさせるのに」



次の日。
おやつの時間でもないのに、旦那はようにキットカットをあげてしまっていた。

私「あー！！もう、食べさせないでよ…。
　　ご飯食べなくなっちゃうでしょ？」
旦那「だってようがクレ！って言うから…」
私「そんなの、駄目！で良いんだよ！」

旦那、こそこそと退散。

まったく…。

再び、一計を案じる私。

私「よう、あーん」
無理矢理奪うと大事になるので、生チョコの時と同じ手を使った。

今度は、素直にキットカットを差し出す。
両手でキットカットを握り、
よう「あーん」

私は、全部食べてしまおうと、キットカットにかぶりつく。

しかし！

ようは、キットカットを掴んで話さない。

プルプルと両手を震わせながら、必死で死守するよう。

私は、負けた…＿|￣|○

寝室でテレビを観ていた旦那に事の次第を訴えると、旦那、爆笑。

私「笑い事じゃないよ！
　　…まったく。誰に似たんだか…！」
旦那「お前だよ！！！」

はい。私もそう思います…