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カテゴリ:ようの事
幼少の頃、母は子供達がへそを曲げる事を
”モンチ”と言っていた。 何故”モンチ”なのかは知らないが… で、ようは最近モンチばっかりするのである。 今日、私の両親が遊びに来た。 義両親は来る事はないだろう。 あのような別れ方をしたわけだし。 私としても…ぶっちゃけ、来られると困る。 その点、旦那には申し訳ないが。 でも、旦那がヘタレだから私と義両親の仲がこうなってしまったとも言えるし… ま、いっか! 夕飯は母の提案で天婦羅と手打ちうどん。 天婦羅を作るのは私。 母は、私に手打ちうどんの作り方を実演してくれる事になった。 難しいかと思っていた手打ちうどん。 しかし、案外…簡単だったりする。 忘れないうちにレシピをば。 【材料】(4人分) 小麦粉(理想は強力粉だが、薄力粉でも可) 300g 卵(全卵) 一個 塩 大匙半 お湯 200Cc ビニール袋 買い物袋大位の大きさ一枚 【作り方】 1.小麦粉は篩っておく 2.お湯の中に塩、卵をいれよく混ぜる 3.1に2を少量ずつ加え、よく捏ねる(2の入れすぎ注意!!) 4.3が耳たぶ位の硬さになり、手にベタベタと付かなくなったら ビニール袋の中に入れ、10分間、満遍なく踏む 5.4をボールに入れ、濡れフキンを掛けて30分寝かせる 6.寝かせ終わったら麺棒で延ばし、好みの幅に切る 7.お湯で7分から10分茹でる …こんな感じかなぁ? ようは母に色々と手伝わせてもらいながら、 次第に手打ちうどんは自分と祖母の作品だと捉えるようになった…。 事件は工程4で起こった。 母「1・2!踏み踏み!1・2!踏み踏み!1・2!踏み踏み!…」 ようにもとっつき易いよう、掛け声を掛けながらうどん生地を踏む母。 そして 母「ようちゃんもやる?」 よう「うん!」 母に掛け声を掛けてもらいながら、母のやり方を真似してゆっくり回転しながら生地を踏むよう。 母「あら~!ちゃんと回りながら踏んでるよ!」 私「思ったよりバカじゃないね!!」 母「バカって…あんた…_| ̄|○」 楽しそうに生地を踏みつつも… 目が回ってきたようは、母と交代する事になった。 母と一緒に掛け声を掛けるよう。 (と言っても、宇宙語だけどね) 楽しそうに生地を踏む母と、やはり楽しそうに声を上げているようを見て、私もやりたくなった。 私「ねぇ、私にもちょっとやらせてよ」 母「どうぞ」 私がうどんを踏み始めたとたん。 糸の切れた操り人形のように、無言で床に倒れこむよう。 床にねっころがり、顔を伏せる。 うわっ!!モンチだ!! 特に泣き出すでもなく、床に突っ伏したままのよう。 私が生地踏みを母に代わると起きだし、再び掛け声を掛け始める。 私、生地踏みをする。 よう、ゆかに無言で突っ伏す。 …私があんた達の輪に入るのが、そんなに面白くないんだ_| ̄|○ 同様のモンチは私がうどん作りに加わる度に繰り返された。 ……… なんて…意地悪な息子なんだろう_| ̄|○ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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